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~スーちゃん♪歩行訓練士になったわけ~
コラム
DULL BOY Mr.Xの歩行訓練記
歩行訓練を受けてみました
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スーちゃんについて
歩行訓練士をしていると、いろいろな人と出会います。
その時に「歩行訓練なんて、今まで知りませんでした。どうしてこの仕事を選んだのですか?」と、よく聞かれます。
まともに答えられたことはありません。いつも、しどろもどろです。
どうして、歩行訓練士になろうと思ったのか?
ニッチな業界で働こう!などという、先見の明があったわけでもなんでもありません。
本当に、「偶然」です。
思い返してみると、中学生時代までさかのぼります。その頃は「誰かが元気になっていく過程に立ち会う仕事をしたい」という気持ちがあって、リハビリ関係の仕事をしたいと、漠然と考えていました。
時は流れて大学時代。私は「言語学」という学問を専攻していました。
語学ではなく、言語の成り立ちや法則などについて学ぶ分野です。
ここで「言語療法士」(現在は言語聴覚士)という職業を知ることになり、「好きな分野でリハビリの仕事ができる。私はこれになろう!」と決心しました。
大学を卒業し、言語療法士になるための学校を受験します。その学校には、他に「歩行訓練士」になるためのコースがありました。
歩行訓練士?
初めて聞く言葉でした。
まあいいや、両方受験しておこうと安易な気持ちで臨んだところ、言語療法士のコースは不合格、歩行訓練士のコースは合格という結果になったのです。
悩みました。
歩行訓練士とかいう、何をするか分からない職業に就く勉強をするのか…?
でも、「ジャンルは違っても、リハビリということには変わらない。ま、やってみよっか」
…そして、2年間みっちり学び、歩行訓練士となれたわけです。
見えない、見えにくい方とのコミュニケーションでは、言葉による説明がとても重要です。
その点では、意外と向いていたのかもしれません。
…そんなわけで、「偶然」が私を、ここまで連れてきてくれました。
次に起こる「偶然」はどこへ連れていってくれるのか?わくわくしています。
以上、ひとりごとでした。
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