以下本文

神戸アイライト通信  NO.19
発行:2008.8

・神戸ライトセンターへ移転して1年!
・神戸アイライト協会 2007年度 事業報告
・第2回 神戸ライトセンターまつり開催!

神戸ライトセンターへ移転して1年!
利用者増加、障害者自立支援法対応へ機能強化!

神戸アイライト協会もこの2008年4月で10年目に入りました。
また中山記念会館内の神戸ライトセンターに移転して1年経過しました。
移転後、所属団体の連携協力は、さらに深まりました。
そして来訪者や、相談・訪問歩行指導の希望者は一段と増加しています。
協会が今まで以上に地域で知られてきたように感じています。
喜ばしいことですが、利用や希望に対応できる歩行訓練士等の人員を確保するなど団体機能の強化が必要になってきました。
関係団体、関係機関の協力を得て、さらによりよい地域センターをめざしたいと思います。
また協会の通所施設事業は来年度から2年以内に自立支援法の法定施設への移行をめざしています。
各地の視覚障害者関係施設、小規模通所施設、授産施設の情報を収集し、地域にとっても、さらによりよい通所施設事業を展開したいと考えています。
       < 6月1日 神戸ライトセンターまつり開催 >

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神戸アイライト協会 2007年度 事業報告

 2007年4月、神戸ライトセンター開設により、他団体と共存できるようになったことは勿論のこと、協会にとっても二分化していた拠点がひとつになり、効率よく活動ができるようになりました。
毎日、顔を合わせることができ、コミュニケーションがとれるのも大きな利点です。
活動を進めるにあたって大きな力となってくださるボランティアさんが増えたことも、中山記念会館の建物・明るい活動室のおかげと感謝しております。
電話や来所による相談件数も増大し2007年度は約700件に上りました。
主な内容は白杖を使っての歩行指導、音声パソコンについて、ルーペなどの用具に関することなど。
皆さん同じように将来的に全く見えなくなることへの不安を感じておられます。
今後も相談窓口として精神面での一助にもなれるよう情報提供をおこなっていきたいと考えております。
また通所施設は自立支援法の法定施設への移行に向け、体制を整えて参ります。

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 第2回 神戸ライトセンターまつり開催!

好天に恵まれた6月1日(日曜)、昨年に引き続き神戸ライトセンターまつりを開催いたしました。
所属6団体2施設による体験を交えた活動紹介をおこない、地域の方々や遠くは京都からのご参加も。
午後のひととき、センターはたくさんの方々で賑わいました。
プチプチとひとつひとつの点を確かめながらの点字体験や、笑顔がこぼれる早口言葉と朗読体験、画面を音声で読み上げるパソコンには関心しきり。
近くの公園では伴歩体験。
輪にしたひもをお互い手にもち、ゆっくりと歩きます。
アイライト新神戸のメンバー・スタッフによるリコーダー演奏は、玄関前でのパフォーマンスに初挑戦!準備段階では緊張や不安の声が聞かれましたが、いざ開演となると日頃の成果が発揮され「おみごと!」な演奏でした。
アイライトITファームのメンバーは視覚に障害のある方がどのようにしてパソコンを使い、どのように自分の生活の中に取り入れているかなど活用方法についても実演を交えて紹介。
他にも器用な手先で編み上げる手芸の実演やひとり旅の提案などなど。
多彩な活動内容に驚かれたという感想をアンケートにて複数の方より頂戴しております。
エンディングでは前回もお世話になりました加古川市視覚障害者福祉協会会長の山本博昭さんによるキーボード演奏に合わせて「千の風になって」「翼をください」をみんなで合唱!和やかに会を締めくくりました。
このイベントは各団体、スタッフ同士の交流にもなり、今後さらに連携を深めていきたいと思います。

本分終了