「Wordの特徴と文書の作成」ミニ講習
2011年1月27日、28日
使用ソフト Microsoft Word2003, PC-Talker ver.3
使用ファイル 「oお茶会のお誘い.doc」使用ファイルのダウンロード
今回は、Word2003 2007 2010 のどのバージョンでも操作できるよう
ショートカットキーやアプリケーションキーを使用した操作が多くでてきます。
では、Wordの機能を勉強しながら お茶会へのお誘いの文書を編集してみましょう。
目次
事前準備 PC-Talkerの Wordの読み設定
1. Wordの特徴
2. フォント
2-1 文字フォントの変更(サイズの変更と下線)
2-2 文字の均等割り付け
3. 段落
3-1 1行目の段落設定(中央ぞろえ、行間)
3-2 挨拶文の段落設定(字下げ、行間)
3-3 段落の設定(中央揃え、ショートカット使用)
3-4 段落の設定(インデント)
3-5 タブとリーダーの設定
3-6 12行目の段落設定(右揃え、ショートカット使用)
4.書式の解除
4-1 フォントの書式の解除
4-2 段落の書式の解除
5. PC-TalkerのWordの読みあげ
----------------
事前準備 PC−Talkerの Wordの読み設定
Word・Excel・AdobeReader をPC-Talkerで読ませる為には
最初に読みの設定をしておく必要があります。
手順1 F12 を押して AOKメニューを開く
手順2 下矢印で MySupport へ移動し Enterで開く
手順3 下矢印1回で ツールへ移動し Enterで中へ
手順4 下矢印で PC-Talkerの初期設定へ移動し Enter
バージョンによって違います
手順5 下矢印で 読みの設定をしたいソフトを選択し Enter
手順6 下矢印で 読みを選択し Enter
完了のEnterの音声で再度 Enter
他に読みの設定をする場合は 手順5、6を繰り返します
設定が完了したら、MySupportを終了します
目次へもどる
----------------
1. Wordの特徴
Microsoft Wordは、パソコンのワープロソフトです。
ワープロソフトなので 文書作成に使用することが一番多いと思います。
MyEditやメモ帳などのエディターソフトとの大きな違いは 書式を設定できることです。
例えば、文字の書式を変更し 大きな文字や斜めの文字にしたり、
段落の書式を変更して、中央に寄せたりすることができます。
目次へもどる
----------------
2. フォント
フォントとは 文字の形、書体の事です。
よく使用されるフォントとしては、弱視の方に見やすいといわれるゴシック体や
一般的な明朝体です。年賀状用のソフトがインストールされている場合には
多くのフォントが入っている事が多くあります。
(MicrosoftWord2003を起動した状態からの操作となります)
2-1 文字フォントの変更(サイズの変更と下線)
1行目のお茶会のお誘い の文字のフォントサイズを20に変更し 下線をつけ
それ以降の文字のフォントサイズを14に変更します。
手順1 ファイル「oお茶会のお誘い.doc」を開く
手順2 Ctrlを押しながらHomeで トップポジションへ移動します
手順3 Shiftを押しながら 下矢印を1回押し、入力した行を1行範囲選択します
手順4 Ctrlを押しながら D を押して フォントの書式 のウィンドウを表示します
手順5 Tabで サイズ まで移動して 下矢印で 20 を選択する
手順6 さらにTabで 下線のコンボボックスまで移動して 下矢印で 太線 を選択します
手順7 Tabで OK まで移動して Enterします
手順8 Ctrlを押しながらHomeで トップポジションへ移動します
手順9 下矢印を2回押して 寒さの・・・ の行へ移動します
手順10 ShiftとCtrlを押しながらEndで エンドポジションまで選択します
手順11 Ctrlを押しながら D を押して フォントの書式 のウィンドウを表示します
手順12 Tabで サイズ まで移動して 下矢印で 14 を選択する
手順13 Tabで OK まで移動して Enter
2-2 文字の均等割り付け
8行目の 日時 と 9行目の 場所 を 10行目の参加費に合わせた 3文字に均等割付を行う
手順1 下矢印で 8行目 1.日時 の行へ移動する
手順2 Homeで 行頭へ移動し 右矢印で 日 の音声まで移動する
手順3 Shiftを押しながら 右矢印を2回押して 日時の2文字を選択する
手順4 Altを押してメニューへ 右矢印で 書式O まで移動し
下矢印で 文字の均等割り付けI まで移動して Enter
※ 下のアクセスキーでの操作は Word2003 2007 2010 共通して行えます
Alt O I
手順5 半角で 3 を入力
手順6 Tabで OK まで移動して Enter
手順7 下矢印で 9行目 場所 へ移動する
手順8 Shiftを押しながら 右矢印を2回押して 場所の2文字を選択する
手順9 Ctrlを押しながら Y を押して 先程の 均等割付の作業を繰り返す
目次へもどる
----------------
3. 段落
段落とは 文章の中の 改行によってくぎられた ひとまとまりの部分です。
段落の設定では 段落の配置(中央揃えなど)を変更したり、
行と行の間隔などを変更することができます。
3-1 1行目の段落設定(中央揃え、行間)
1行目を中央揃えにする
手順1 Ctrlを押しながらHomeで トップポジションへ移動します
手順2 Applicationを押してメニューを表示し
下矢印で 段落 まで移動して Enter
手順3 上下の矢印で 中央揃えを選択
手順4 Tabで 段落後のスピンボタン まで移動し 上矢印で 1.5 を選択
手順5 Tabで OKまで移動して Enter
手順6 CtrlとAltを押しながらG を押して 中央揃えができているか確認します
この時 中央揃えはセンタリング 左揃えは左詰 右揃えは右詰 の音声がします
3-2 挨拶文の段落設定(字下げ、行間)
手順1 Homeで 行頭へ移動する
手順2 下矢印で 2行目 寒さの で始まる挨拶文へ移動する
手順3 Applicationを押してメニューを表示し
下矢印で 段落 まで移動して Enter
手順4 Tabで 最初の行まで移動し 下矢印で 字下げ を選択
手順5 Tabで 1 ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる
のチェックボックスまで移動し Spaceでチェックを付ける
手順6 Tabで OKまで移動して Enter
3-3 段落の設定(中央揃え、ショートカット使用)
記 をショートカットで中央揃えにする
手順1 下矢印で 改行の音声まで移動する
手順2 Homeで 行頭へ移動する
手順3 下矢印で 7行目 記 の行へ移動する
手順4 Ctrlを押しながらE を押して 中央揃えにする
※ 右揃えのショートカットは Ctrl+R
※ 左揃えのショートカットは Ctrl+L
3-4 段落の設定(インデント)
インデントとは開始位置をずらすことです
1から3の 本文のインデントを3字に設定し 左から3文字分空けます
手順1 下矢印1回で 8行目 1.日時 の行まで移動する
手順2 Shiftを押しながら 下矢印を3回押して3行選択します
手順3 Applicationを押してメニューを表示し
下矢印で 段落 まで移動して Enter
手順4 Tabで 左のインデント幅まで移動し 上矢印で 3字 を選択
手順5 Tabで OKまで移動して Enter
3-5 タブとリーダーの設定
1から3の 日時、場所、参加費の後ろにタブが入っています。
このタブの位置を10字に設定し 間を線で結びます
1から3の本文3行を選択した状態のまま作業します
手順1 Altを押してメニューへ 右矢印で 書式O まで移動し
下矢印で タブとリーダーT まで移動して Enter
※ 下のアクセスキーでの操作は Word2003 2007 2010 共通して行えます
Alt O T
手順2 半角で 10 を入力
手順3 Tabで なしのラジオボタン移動し 下矢印でマイナスのラジオボタンを選択します
(この時 他のラジオボタンは PC-Talkerを句点を読む設定にしておかなければ読みません)
手順4 Tabで OKまで移動して Enter
3-6 12行目の段落設定(右揃え、ショートカット使用)
以上 をショートカットで右揃えにする
手順1 下矢印で 12行目 以上の音声まで移動する
手順2 Ctrlを押しながらR を押して 右揃えにする
目次へもどる
----------------
4.書式の解除
4-1 フォントの書式の解除
手順1 クリアしたいフォントを選択する
手順2 日本語変換を停止にし
Ctrlを押しながら Space を押す
4-2 段落の書式の解除
手順1 クリアしたい段落へ移動する
複数の段落をクリアする場合は Shiftを押しながら選択する
手順2 Ctrlを押しながら アルファベットのQ を押す
目次へもどる
----------------
5. PC-TalkerのWordの読みあげ
以下は PC-TalkerのWordの読みあげコマンドの一部です
詳しくは PC-TalkerのWordのマニュアル Word音声ガイドを読んでください
マニュアルは MySupportから読むことができます
ファイル名読み上げ Alt+F1
ページ設定読み上げ Alt+F3
1行読み Alt+F8(又は Ctrl+Alt+J)
段落読み Alt+F9
カーソル位置から全文読み Alt+F10(又は Ctrl+Alt+A)
前文読みの停止 Escape
カーソル位置の読み上げ F9
罫線情報読み Shift+Alt+K
識別読み Ctrl+Alt+M
書式情報読み Ctrl+Alt+G
選択範囲の読みあげ Shift
目次へもどる
----------------
操作手順は以上です。
トップページへ戻る