NetReaderが2017年3月31日でサポート終了となります。
使えなくなる機能もあり、困るかたもいらっしゃることと思います。
この機会にNetReaderUにしようかと考えるかたも多いでしょう。
そこで今回はNetReaderUの新しい機能をご紹介し、購入検討の材料にしていただければと思います。
また購入に関するご相談は個別でおこなっていますので、いつでも声を掛けてくださいね。
目次
1.クイックビューの追加
2.クイックアクセスの追加
3.アドインの追加
3-1 YouTubeアドイン
3-2 楽天商品検索
3-3 Amazon商品検索
4.ジャンプコマンドの追加
5.音楽の再生などのプレーヤーの操作機能の向上
6.その他の追加機能
補足1 NetReaderで出来なくなる主なこと
補足2 NetReaderUの対応OS
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閲覧中のページ構成を簡単に知ることができるクイックビューが追加されました。
一覧画面で閲覧中のページに含まれる項目を確認できますので、
ページを構成する要素から全体像をつかむことができます。
矢印キーで項目を選択して Enter を押せば、すぐにその場所へジャンプできます。
今までであれば ジャンプする前にどこへジャンプするか分からなかったところが、
ジャンプする前に確認できるようになったのです。
(例えば Hで見出しジャンプをおこなう時にF4のクイックビューであれば どんな見出しかわかるようになったのです)
クイックビューを実行するには F4 を押します。
または、拡張メニュー(Alt+K)やコンテキストメニュー(アプリケーションキー)からも実行できます。
また、自動通知があった際にクイックビューを開くと、一番下に『直前の更新』という項目が追加されます。
選択して Enterを押すと、更新内容の一覧になります。上下矢印キーで閲覧でき、Enterでそこへ移動できます。
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クイックアクセスページは、よく利用されるページが集められたページです。
トップに配置されたような存在なので、BackSpace または Alt+左矢印で、
前のページに戻り続けると、最後に行き着くのがクイックアクセスページです。
NetReaderUを開いた時のホーム画面に登録することもできます。
直接開く場合は、Ctrl + Q 又は ファイルトップメニューから移動します。
クイックアクセスページの項目は 最初は8つ又は9つのリンクが置いてあり、
それらのページを素早く開けるようになっています。
以下、9つのリンクです。
- ウェブ検索ページ
- お気に入りページ
- 過去の履歴ページ
- YouTube
- 楽天商品検索
- Amazon商品検索
- ネットリーダーの起動と終了
注意 「YouTube」は有料のアドインになります。(2年間ライセンス 税込み3,240円)
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アドインは、人気のWebページが、簡単に利用できるように工夫されたネットリーダーの拡張機能です。
アドインには「楽天商品検索」や「Amazon商品検索」などの無料のアドインと
「YouTube」の有料のアドインがあります。
アドインは、Ctrl+K 又は ファイルトップメニューの「アドインページを開く」から開くことができます。
「YouTube」は有料のアドインで、2年間ライセンスが 税込み3,240円です。
YouTubeアドインの画面を開くと 以下の内容が表示されます。
- 検索キーワード入力
検索キーワードに目的のキーワードを入力し検索ボタンを実行します。
実行後は検索結果ページが開きます。
検索結果は入力したキーワードに関連する順に結果が表示されます。設定から公開日が新しい順など変更が可能です。
- 再生履歴
再生した動画のタイトルが新しい順に並びます。
タイトルは、動画再生ページへリンクされているのでここから再生が可能です。
履歴の個数は10件です。設定から履歴の個数を変更できます。履歴は削除できます。
- 検索サンプル
現在のサンプルは以下の3つです。また変更があるかもしれません。
NHK「紅白歌合戦」出演者
フジ「夜のヒットスタジオ」出演者
TBS「ザ・ベストテン」出演者
- 設定
公開日が新しい順にするなど検索結果の並び順の設定や再生履歴の設定ができます。
- 再生履歴の削除
- ヘルプ
操作マニュアル、更新履歴、ライセンス情報 などが確認できます。
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楽天商品検索を開くと1回目のみ 利用を始めるかどうか 「はい」と「いいえ」のリンクがあります。
「はい」で Enterすると、次回からすぐに楽天商品検索のページへ移動します。
楽天商品検索アドインの画面を開くと 以下の内容が表示されます。
- 検索
検索キーワードに目的のキーワードを入力し検索ボタンを実行します。
実行後は検索結果ページが開きます。
- 気になる商品
気になる商品に追加した商品が追加日が新しい順に並びます。
気になる商品は、商品詳細ページから追加することができます。
- 総合ランキング
よく開かれているページのランキングが表示されています。
- 注目ワード
よく検索されているキーワードや、季節ものの商品のキーワードが表示されています。
検索ワードは一定期間で自動的に更新されます。
- ヘルプ
操作マニュアル、ショッピングガイド、更新履歴 などが確認できます。
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Amazon商品検索を開くと1回目のみ 利用を始めるかどうか 「はい」と「いいえ」のリンクがあります。
「はい」で Enterすると、次回からすぐにAmazon商品検索のページへ移動します。
Amazon商品検索アドインの画面を開くと 以下の内容が表示されます。
- 検索
検索キーワードに目的のキーワードを入力し検索ボタンを実行します。
実行後は検索結果ページが開きます。
- 気になる商品
気になる商品に追加した商品が追加日が新しい順に並びます。
気になる商品は、商品詳細ページから追加することができます。
- 注文履歴を開く
「サインインしたままにする」のチェックボックスにチェックが入っている状態であれば 注文履歴が開きます。
チェックが入っていない場合は ログインの画面が開きます。
- カートを開く
Amazonにログインしている状態であれば カートが開きます。
「あとで買う」に入っている商品も確認できます。
ログインしていない場合は ログインの画面が開きます。
- アカウント設定
Amazonのアカウントサービスにアクセスすることができます。
- ヘルプ
操作マニュアル、ショッピングガイド、更新履歴 などが確認できます。
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ジャンプコマンドで移動できる項目が追加されました
- 名前を付けた画像 I
- リンク A
- リンクのないテキスト N
- 直前のジャンプを戻る Z
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YouTubeなどのプレーヤーをテキスト画面から簡単に操作できる機能が追加されました。
以前のバージョンでは、プレーヤーを操作しようとするとスクリーンリーダーモードに切り替えるしかありませんでした。
ネットリーダーUでは、テキスト画面より動画の再生や一時停止、音量の変更などがおこなえます。
プレーヤーの操作をおこなうには、テキスト画面でプレーヤーにカーソルを合わせます。
そして、以下のコマンドで操作できます。
- 再生/一時停止 Enter
- 再生位置を進める →
- 再生位置を戻す ←
- 再生位置を先頭に戻す Home
- 音量を上げる Ctrl + ↑
- 音量を下げる Ctrl + ↓
また、以下のプレーヤーに対応しています。
- YouTube公式サイトの動画個別ページのプレーヤー
- 他サイトに埋め込まれたYouTubeのプレーヤー
- ページに埋め込まれたWindows Media Player
- HTML5の動画、音声プレーヤー
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スマートフォン用のページを開く機能の追加
画像に名前を付ける機能の追加
自動通知機能の追加(更新内容の読み上げ)
読書読みに対応
ボタン名の自動検出機能の追加(分かりにくいボタン名などが分かりやすい名前に変換されます)
インターネット設定のリセット(今まで出来ていたページの閲覧や入力が出来なくなった場合、このリセットで解決することがあります。)
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「Webページの検索」(「ファイルトップメニュー」から、又は Ctrl+F2)
(ただし、検索サイトを開いてからの検索は可能ですが、検索結果に数字が付きません、
また広告が表示されることもあります。)
開きたいWebページが更新された場合、NetReaderが対応しない状態が発生するかもしれません。
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ネットリーダーUに対応するOSは、Windows 7 / 8 / 10 です。
PC-Talker7のVer2はNetReaderUの動作環境保証外です。
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操作手順は以上です。
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