「MyEditの便利な機能(マーク、検索、置換)」ミニ講習
2010年2月23日、2月26日
使用ソフト名: PC-Talker Ver.3 ,MyEditU
このマニュアルは、記号を読む設定にして 読んでください。
PC-Talkerの記号を読むショートカットは、
CtrlとAltを押しながら ;(セミコロン)です。
セミコロンの位置は ホームポジションで 右手の小指の位置になります。
目次
1.マークってどんな機能?
2.マーク行の設定と解除
3.マーク行への移動
4.マーク行一覧
5.検索
6.置換
7.正規表現置換
8.検索とマークの機能を使ってみよう!
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1.マークってどんな機能?
マークとは、カーソルのある行につけて 後でそこへジャンプさせることができる機能です。
マークは、いくつでも設定できます。ただし、マークを付けたパソコンでないと有効になりません。
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2.マーク行の設定と解除
操作1 上下の矢印キーで マークを設定したい行へ移動します。
操作2 Ctrl + F2を押して マークを設定します。
既にマークが設定されている場合は、Ctrl + F2を押すとそのマークが解除されます。
このとき、音声で『マーク設定』または『マーク解除』と音声がします。
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3.マーク行への移動
操作1 F2で、今のカーソル位置から次のマーク行へジャンプします。
Shift + F2で、今のカーソル位置から前のマーク行へジャンプします。
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4.マーク行一覧
操作1 Ctrl + Shift + F2 で、設定されている全てのマーク行の一覧のウィンドウが出ます。
一覧の中を選択していくと、マーク行の行番号と、その内容を読み上げます。
Tabキーを押して、項目を移動すると、マーク行に対する以下の4つの処理が実行できます。
【1】移動の確認 選択したマーク行にカーソルをジャンプします。
【2】解除の確認 選択したマーク行を解除します。
【3】すべて解除の確認 設定されている全てのマーク行を解除します。
【4】キャンセルの確認 マーク行の一覧操作を終了します。(Escapeキーでも終了できます)
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5.検索
検索は今いる位置から下に向かって検索を開始します。
操作1 Ctrl + Home で 文章のトップポジションへ移動します。
操作2 Altキーでメニューへ移動し 右矢印キーで「検索 S トップメニュー」へ、
下矢印キーで 「検索 F」へ移動し Enter。
(ショートカットキーは Ctrl + F です)
操作3 検索する文字列を入力します。
操作4 Tabキーを押して、次の項目に移ります。
完全一致で検索するのチェックボックス の音声がします。
Spaceキーを押してチェックした場合、入力した検索文字列と全く同じ文字列を探します。
チェックしなかった場合、入力した検索文字列の、大文字、小文字、ひらがな、カタカナ、
全角、半角 という文字の種類を区別しないで探し出します。
操作5 Tabキーを押して 実行のプッシュボタンへ移動し Enter。
検索文字列が見つかったときは、その位置にカーソルが移動し、その旨を音声でガイドします。
見つからなかったときは、ピーンというビープ音が鳴ります。
操作6 F3キーを押す度に 次の検索結果の位置へカーソルが移動します。
上に向かって検索結果へ移動する場合は F3 + Shift を押します。
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6.置換
置換は、文書の中の文字列を別の文字列に置き換える機能で、操作は検索とほとんど同じです。
検索と同じで置換も今いる位置から下に向かって置換します。
操作1 Ctrl + Home で 文章のトップポジションへ移動します。
操作2 Altキーでメニューへ移動し 右矢印キーで「検索 S トップメニュー」へ、
下矢印キーで 「置換 E」へ移動し Enter。
(ショートカットキーは Ctrl + H です)
操作3 検索する文字列を入力します。(置き換えたい元の文字列です)
操作4 Tabキーを押して移動し 置換する文字列を入力します。(置き換えたい文字列です)
操作5 Tabキーを押して、次の項目に移ります。
完全一致で検索するのチェックボックス の音声がします。
検索と同じになります。完全一致にする場合は、Spaceキーを押してチェックを入れます。
操作6 Tabキーを押して 実行のプッシュボタンへ移動し Enter。
検索文字列が見つかったときは、その位置にカーソルが移動して、
置換のメッセージ 処理の選択 エンターは 置換 Nは 次を検索 Aは すべて置換
エスケープは キャンセル の音声がします。
音声に従い 処理を選択するか Tabキーを押して ボタンへ移動してEnterで実行します。
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7.正規表現置換
正規表現とは、指定した文字列そのものを検索するのではなく、メタ文字と呼ばれる記号を
組み合わせて、目的のキーワードをパターンとして表現する手段である。
例えば、行の先頭に1がある場所を探す場合は、行の先頭を意味するメタ文字「^」なので
「^1」になります。
では、この正規表現を使った置換で、空行を消してみましょう。
操作1 サンプルファイル(魔法の笛.txt)を開きます
操作2 Ctrl + Home で 文章のトップポジションへ移動します。
操作3 Altキーでメニューへ移動し 右矢印キーで「検索 S トップメニュー」へ、
下矢印キーで 「正規表現置換 P」へ移動し Enter。
(ショートカットキーは Ctrl + Shift + H です)
操作4 検索する文字列である、 ^\n の3文字を入力する。
^は、行頭を意味します BackSpaceの二つ左のキーです。
¥は、メタ文字を意味します。次の n をメタ文字とする為につけます。
BackSpaceの一つ左のキーです。
nは、メタ文字では 改行を意味します
操作5 Tabキーを押して移動し 置換する文字列を入力します。(置き換えたい文字列です)
今回は、削除したいので 何も入力しません。
操作6 Tabキーを押して 実行のプッシュボタンへ移動し Enter。
置換のメッセージ 処理の選択 エンターは 置換 Nは 次を検索 Aは すべて置換
エスケープは キャンセル の音声がします。
操作7 A を押して すべて置換を実行します。
MYEDITの情報メッセージ 丸々個を置換しました エンターは OK の音声がします。
操作8 Enter で メッセージを閉じます。
空行が消えたか Ctrl + Home で 文章のトップポジションへ移動し、
下矢印キーで1行ずつ読んでみてください。
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8.検索とマークの機能を使ってみよう!
操作1 サンプルファイル(魔法の笛.txt)を開きます。
操作2 Ctrl + Home で 文章のトップポジションへ移動します。
操作3 Ctrl + F で検索のウィンドウを表示します。
操作4 検索する文字列「章」を入力します。
操作5 Tabキーを押して 実行のプッシュボタンへ移動し Enter。
検索結果の1件目へ移動し 音声がします。
操作6 Ctrl + F2 でマークを設定します。
操作7 F3 で次の検索結果へ移動します。
操作8 Ctrl + F2 でマークを設定します。
操作9 操作7と8を繰り返します。ポンというビープ音がするまで繰り返します。
操作10 Ctrl + Shift + F2 を押して マーク一覧を表示します。
操作11 上下の矢印キーで 読んでみてください。目次のようになっています。
操作手順は以上です。
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