講習機:Windows
使用ソフト:PC-Talker、MyEditU
ソフトのマニュアルを読んでも どこを読めばいいのかわからなかったり、項目が多すぎてしんどくなってしまい なかなか読めなかったりしませんか?
ソフトの機能を知るには マニュアルを読むだけでなく メニューを読むことも とても有効です。
今回は、MyEditを使用してメニューを読んでみましょう!
目次
1.メニューバーについて
1-1 メニューバーの読み方と設定
1-2 メニューバーの構造
2.メニューを読んでみる
2-1 ファイルトップメニュー
2-2 編集トップメニュー
2-3 検索トップメニュー
2-4 表示トップメニュー
2-5 環境トップメニュー
2-6 ヘルプトップメニュー
3.マニュアルを読んでみる
3-1 マニュアルを読む
3-2 マニュアルから検索する
参考(過去のミニ講習 MyEditの便利な機能 より)
●正規表現置換を使って 空白の行を削除する
●全角の数字を半角に変換する
●正規表現検索とマークの機能を使ってみよう!
----------------
1.メニューバーについて
1-1 メニューバーの読み方と設定
Altキーを押して メニューバーへ移動した時に「ファイルFトップメニュー」の音声がします。
この時のアルファベット F は アクセスキー(又はアクセラレータキー)と呼ばれ そのアルファベットを押すことで メニュー内を素早く移動することができるキーです。
ショートカットキーと違い メニューへ移動する必要があります。
Altキーを押して メニューバーへ移動した時に
「ファイルトップメニュー」の音声がした場合 つまりアクセスキーのFを読まなかった場合は
以下の操作でアクセスキーを読む設定に変更することをお勧めします。
- 操作1 F12キーを押して AOKメニューを出し
- 操作2 下矢印キーで「PC-Talkerの設定」でEnterキーを押して PC-Talkerの設定メニューを出します。
(Ctrl+Alt+F12でも PC-Talkerの設定メニューが出ます)
- 操作3 下矢印キーで「音声ガイドの設定」まで移動して Enterキーを押して開きます。
- 操作4 Tabキーを押して「項目のショートカットキーをガイドする」のチェックボックスまで移動して Spaceキーでチェックする
- 操作5 Tabキーを押して 「設定」まで移動して Enterキーを押す
Altキーを押して メニューバーへ移動し 下矢印キーで「ファイルFトップメニュー」の中へ入った時に「新規作成N Ctrl+N 新しい文書を作成します」の音声がします。
「新規作成N Ctrl+N」の音声で 新しい文書を作成します
というメニューの説明がなかった場合で メニューの説明が欲しい場合は
以下の操作でメニューの説明を付けることができます。
- 操作1 F12キーを押して AOKメニューを出し
- 操作2 下矢印キーで「PC-Talkerの設定」でEnterキーを押して PC-Talkerの設定メニューを出します。
(Ctrl+Alt+F12でも PC-Talkerの設定メニューが出ます)
- 操作3 下矢印キーで「音声ガイドの設定」まで移動して Enterキーを押して開きます。
- 操作4 「メニューの説明文をガイドする」のチェックボックスにいるので Spaceキーでチェックする
- 操作5 Tabキーを押して 「設定」まで移動して Enterキーを押す
(音声ガイドの設定は 全てチェックを入れて有効にしておくことをお勧めします)
目次へもどる
----------------
1-2 メニューバーの構造
Altキーで移動するメニューは、メニューバーと呼ばれる 横にトップメニューという項目が並んだバーです。
Altキー1回で メニューバーへ移動し、再度 Altキーを押すと メニューバーから本文へ戻ります。
Altキーでメニューバーへ移動すると MyEditでは 1個目のトップメニューである ファイルFトップメニューの音声がします。
トップメニューは 横に並んでいて 回ることができるので 左右の矢印キーどちらを使っても結構です。トップメニューは 見出しのようになっているので 目的のメニューを探すのに便利です。トップメニューを左右の矢印キーで選び下矢印キー(又はEnterキー)でそのトップメニューの中へ入ります。プルダウン つまり下に下りてくるタイプのメニューなので 上下にメニューが並んでいます。上下の矢印キーで目的のメニューを選び Enterキーで メニューを実行します。メニューの中にさらにメニューがある場合は、メニューの音声がします。このメニューの中のメニューは右に出てくるので右矢印キー(又はEnterキー)で中に入ります。メニューの中で ウィンドウの音声がするメニューは Enterキーで実行すると ウィンドウつまり小窓が開きます。CtrlとAltを押しながら数字の1でタイトルを読ませてみると確認することができます。
メニュー内で 音声の低くなっているメニューは そのとき使用できないメニューです。
目次へもどる
----------------
2.メニューを読んでみる
2-1 ファイルトップメニュー
新規作成、開く、上書き保存、名前を付けて保存、挿入読み込み、履歴から読み込み、印刷、文書情報の確認、別のマイエディットを起動、すべて終了、終了
2-2 編集トップメニュー
元に戻す、やり直し、切り取り、コピー、追加切り取り、追加コピー、貼り付け、すべて選択、単語の範囲選択、範囲選択の開始、選択範囲の文字変換、日付の挿入、時刻の挿入、HTMLタグの入力支援
2-3 検索トップメニュー
検索、次を検索、前を検索、置換、正規表現で検索、正規表現で置換、お気に入り検索、お気に入り検索の登録、読み飛ばし設定、読み飛ばし登録、マーク行の設定と解除、マーク行一覧、次のマーク行へ移動、前のマーク行へ移動、ジャンプ
2-4 表示トップメニュー
拡大率切替、メニューとダイアログの拡大率、ツールバー、ステータスバー、重ねて表示する、横に並べて表示する、縦に並べて表示する、次のマイエディットに切り替え、前のマイエディットに切り替え
2-5 環境トップメニュー
オプション設定、キーワード表示の設定、関連付け設定、メール読みを有効にする、文節カーソル移動時 文節読みする、空白の文字で息継ぎせず全文読みをする、点字文書は囲み枠など装飾用の符号を除去して読み込む
2-6 ヘルプトップメニュー
マニュアル、バージョン情報
目次へもどる
----------------
3.マニュアルを読んでみる
3-1 マニュアルを読む
メニューからマニュアルを開く
- 操作1 Altキーで メニューへ
- 操作2 右矢印キーで ヘルプトップメニューまで移動する
- 操作3 下矢印で ヘルプトップメニューの中へ
- 操作4 マニュアル の音声で Enterキーを押す
(上記の操作の替わりに F1 でも マニュアルを開くことができます)
マニュアル内の操作は 上下の矢印キーでメニューを選び
Enterキーで中へ マニュアル本文は自動で読み上げが開始されます。
Escapeキーで読み上げを停止し、Escapeキーで戻ります。
目次へもどる
----------------
3-2 マニュアルから検索する
- 操作1 F1キーを押して マニュアルを開く
- 操作2 下矢印キーで マニュアル検索 まで移動してEnterキーを押す
(検索する文字列のコンボボックスのエディット文字入力の音声)
- 操作3 検索したい文字を入力する(例:正規表現、読み飛ばし など)
- 操作4 Tabキーを押して 実行まで移動して Enterキーを押す
- 操作5 検索結果から 読みたいマニュアルを上下の矢印キーで選択し Enterキーで開く
(開くと 読み上げが開始されます。Escapeキーで 読みが止まります)
(読み上げが止まっている状態で F3キーを押すと 検索した文字で 本文内をジャンプします。)
目次へもどる
----------------
参考(過去のミニ講習 MyEditの便利な機能 より)
●正規表現置換を使って 空白の行を削除する
正規表現とは、指定した文字列そのものを検索するのではなく、メタ文字と呼ばれる記号を組み合わせて、目的のキーワードをパターンとして表現する手段である。
例えば、行の先頭に1がある場所を探す場合は、行の先頭を意味するメタ文字「^」なので 「^1」になります。
では、この正規表現を使った置換で、空行を消してみましょう。
- 操作1 サンプルファイル(魔法の笛.txt)を開きます
- 操作2 Ctrl + Home で 文章のトップポジションへ移動します。
- 操作3 Altキーでメニューへ移動し 右矢印キーで「検索 S トップメニュー」へ、
下矢印キーで 「正規表現置換 P」へ移動し Enter。
(ショートカットキーは Ctrl + Shift + H です)
- 操作4 検索する文字列である、 ^\n の3文字を入力する。
^は、行頭を意味します BackSpaceの二つ左のキーです。
¥は、メタ文字を意味します。次の n をメタ文字とする為につけます。BackSpaceの一つ左のキーです。
nは、メタ文字では 改行を意味します
- 操作5 Tabキーを押して移動し 置換する文字列を入力します。(置き換えたい文字列です)
今回は、削除したいので 何も入力しません。
- 操作6 Tabキーを押して 実行のプッシュボタンへ移動し Enter。
置換のメッセージ 処理の選択 エンターは 置換 Nは 次を検索 Aは すべて置換 エスケープは キャンセル の音声がします。
- 操作7 A を押して すべて置換を実行します。
MYEDITの情報メッセージ 丸々個を置換しました エンターは OK の音声がします。
- 操作8 Enter で メッセージを閉じます。
空行が消えたか Ctrl + Home で 文章のトップポジションへ移動し、下矢印キーで1行ずつ読んでみてください。
目次へもどる
----------------
●全角の数字を半角に変換する
文字を全て選択し、その中に含まれる全角の数字を一括で半角に変換します。
- 操作1 Altキーでメニューへ移動し 右矢印キーで「編集 E トップメニュー」へ、
下矢印キーで 「すべて選択 S」へ移動し Enter。
(ショートカットキーは Ctrl + A です)
- 操作2 Altキーでメニューへ移動し 右矢印キーで「編集 E トップメニュー」へ、
下矢印キーで 「選択範囲の文字変換 Vメニュー」へ移動し 右矢印キー又はEnterで中へ。
下矢印キーで 「半角英数記号 A」で Enter。
(文字変換と音声がして 半角に変換されます)
目次へもどる
----------------
●正規表現検索とマークの機能を使ってみよう!
- 操作1 Ctrl + Home で 文章のトップポジションへ移動します。
- 操作2 Altキーでメニューへ移動し 右矢印キーで「検索 S トップメニュー」へ、
下矢印キーで 「正規表現検索 D」へ移動し Enter。
(ショートカットキーは Ctrl + Shift + F です)
- 操作3 検索する文字列「第[1-9]」を入力します。
第[1-9] で、前の文字第の後ろに 1から9の数字があるもの検索してきます。
- 操作4 Tabキーを押して 実行のプッシュボタンへ移動し Enter。
検索結果の1件目へ移動し 音声がします。
- 操作5 Ctrl + F2 でマークを設定します。
- 操作6 F3 で次の検索結果へ移動します。
- 操作7 Ctrl + F2 でマークを設定します。
- 操作8 操作6と7を繰り返します。ポンというビープ音がするまで繰り返します。
- 操作9 Ctrl + Shift + F2 を押して マーク一覧を表示します。
- 操作10 上下の矢印キーで 読んでみてください。目次のようになっています。
操作手順は以上です。
目次へもどる
トップページへ戻る