今回は仮に、マイエディットの、メニュー>検索>マーク行の設定と解除を見つけ、
「マーク行」という言葉に興味を持ったものの、それが何か知らなかったという想定で、
マイエディットのマニュアルの中からマーク行に関する記述を検索して、
読んでみましょう。
目次
1.マイエディットでメニューを確認
2.マニュアル内を検索して読む方法
3.マニュアル検索で入力した言葉にジャンプする方法
4.今読んでいるマニュアル本文内を、別の語句で検索する方法
4-1 F3の働き
4-2 フルキーと点字キーについて
5.フルキーと点字キーについて
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1.マイエディットでメニューを確認
- 手順1 マイエディットを起動します。
- 手順2 Altキーを押します。「ファイル f トップメニュー」と聞こえます。
- 手順3 右矢印キーを押すと、
「編集 e トップメニュー」、
「検索 s トップメニュー」
などが並んでいます。
- 手順4 検索 s トップメニューまでたどり着いたら、下矢印キーを押します。
「検索 f」、
「次を検索 n」、
「前を検索 b」
などが並んでいます。
この中に、「マーク行の設定と解除 m」、
「マーク行一覧 l」、
「次のマーク行へ移動 k」、
「前のマーク行へ移動 a」
があります。これらがメニューの中にあるマーク行関連の項目です。
ではこれらを実行すると、どんなことが起こるのでしょう?
それを調べるためにマニュアルを使ってみましょう。
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2.マニュアル内を検索して読む方法
- 手順1 Altキーを押してメニューを終了します。
- 手順2 F1キーで、マイエディットのマニュアルが起動します。
- 手順3 上下矢印キーを押すと、
「1 はじめに メニュー」、
「2 起動と終了 メニュー」、
「3 文書の読み込み メニュー」
などの項目が並んでいます。これらは大きな見出しのようなものです。
今回は、一番下にある「15 マニュアル検索」を使用します。
- 手順4 Ctrl+Endで、すぐに一番下に移動できます。
- 手順5 エンターで検索語句の入力画面が現れます。
- 手順6 「マーク行」と入力し、Tabキーで実行まで移動してエンター。
検索語句を含む項目の見出しが、一覧で並びます。
マーク行を含む項目は8軒見つかるようです。
- 手順4 上下矢印で移動すると、
「1 MyEditの概要 場所 はじめに」、
「2 マーク行の設定と解除 場所 高機能なコマンド/マーク行」、
「3 マーク行一覧 場所 高機能なコマンド/マーク行」、
「4 マーク行への移動 場所 高機能なコマンド/マーク行」、
などの項目が確認できます。
- 手順7 エンターでマニュアルの本文の前文読みが始まります。
前文読みの途中でEscキーを押すと、前文読みが停止します。
その後、上下矢印キーで1行ずつ読み上げます。
左右矢印で移動すれば1文字ずつ確認できます。
また、マニュアルを読み終わったらEscでひとつ前の画面に戻れます。
項目のタイトルから、マーク行に特に関連がありそうなのは2から4でしょう。
一方、検索結果5〜8件目は、項目の見出しを読んでも、マーク行との関連が分かりにくいでしょう。
しかし検索結果に現れたのですから、どこかにマーク行という言葉が出てくるはずです。
ここでは、「7 フルキーコマンド一覧 場所 コマンド一覧」を使って、
どこにマーク行があるかを探します。
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3.マニュアル検索で入力した言葉にジャンプする方法
「7 フルキーコマンド一覧 場所 コマンド一覧」の中からマーク行という言葉を探します。
- 手順1 「7 フルキーコマンド一覧 場所 コマンド一覧」を探して、エンター。
- 手順2 本文読み上げが始まるので、Escキーで一旦中止させます。
- 手順3 F3キーを押します。
「163の1 マーク行設定/解除 Ctrl+F2」と読み上げるかと思います。
- 手順4 もう一度F3を押すと、
現在位置より下に書かれているマーク行という言葉にジャンプします。
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4.今読んでいるマニュアル本文内を、別の語句で検索する方法
では、「F3」を押すことで、どんな機能を実行したのか、確かめましょう。
- 手順1 Ctrl+Homeで、フルキーコマンド一覧の先頭へ移動。
- 手順2 Ctrl+Fで、検索語句の入力画面が開きます。
- 手順3 「F3」と入力し、Tabで実行まで移動してエンター。
「154の27 F3」と読み上げるでしょう。
一度上矢印を押して、下矢印で戻ります。
すると、「次を検索 F3」と読み上げます。
これで、別の語句を使って、表示中のマニュアル本文内を検索できました。
4-1 F3の働き
マイエディットでF3キーは、「次を検索」という働きをします。
これは、予め語句を入力して一度検索した場合に、直前の検索語句を使って、
現在位置から下方向を検索するということです。ここでは、マニュアルを開いて
「15 マニュアル検索」でマーク行という検索語句を入力したので、
次を検索を実行すると、下方向にマーク行を探したのです。
4-2 フルキーと点字キーについて
フルキーとは、キーボードのすべてのキーを使用する、通常の入力方式のことです。
点字キーとは、キーボードのF D S J K Lを点字1マスの6点に見立てて、
点字に対応するキーだけを押すことで、直接墨字を入力する方式のことです。
点字キー入力を行うために、KTOSというプログラムを使用します。
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5.マニュアルの項目を辿っていく方法
ここまでは「15 マニュアル検索」から始める、閲覧法を紹介しました。
マニュアルを最初から読みたい場合や、読みたい部分に予め、
見当がついているときは、項目を辿っていきましょう。
- 手順1 マイエディットの画面で、F1キーを押します。
- 手順2 上下矢印で、
「1 はじめに メニュー」、
「2 起動と終了 メニュー」、
「3 文書の読み込み メニュー」
などが確認できます。
- 手順3 エンターでその中に入ります。
そこには1段階小さな項目が並んでいるかもしれませんし、
マニュアル本文を読み始めるかもしれません。
「14 更新履歴」までは同じような構造です。
本文が現れるまで同じ操作をしてください。
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今回はマイエディットのマニュアルを例に手順を紹介しましたが、
高知システム製品のマニュアルは同じ構成になっています。
各プログラムを操作中にF1キーを押すと、マニュアルが起動します。
また、マイサポートを開くと、上から「お知らせ」、「ツール」が並んでおり、
その下からはパソコンに入っている高知システム製品の名前を読み上げるでしょう。
そこをエンターしても、各プログラムのマニュアルが見られます。
一番下の項目にはマニュアル検索があります。
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操作手順は以上です。
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