ファイルとソフト、パソコンを操作するにあたって必ず聞くと思うのですが、
今日はその関係を改めて一緒に考えてみませんか?
もしかすると、新しい発見があるかもしれませんよ。
目次
1.ファイルとは
2.ソフトとは
3.ファイルとソフトの関係
3-1 よく使うファイルの拡張子と関連付けを知る
3-2 関連付けされていないソフトで開く
(htmlファイルをMyEditで開く)
4.ファイルとソフトの関係で大事なこと
※1 目的のソフト(今回は MyEdit)が無かった場合
※2 送る メニューから開く
※3 MicrosoftWordで 画像のコメントを読んでみる
※4 MicrosoftExcelで 読み上げの設定を変更する
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1.ファイルとは
ファイルとは、パソコンに保存されている文書、画像、音楽など1つ1つデータのことで
ファイル名の最後 ピリオドから後ろの「拡張子」で ファイルの種類が判別できます。
この拡張子と呼ばれる アルファベット、とても大切で ファイルの名前を変更する時に誤って消してしまうとファイルが開かなくなります。
なぜ開かなくなるかというと、パソコンはファイルを開く時に、この拡張子を見てどういう種類のファイルか確認し、その種類のファイルを開くことのできるソフトを判別している為、
拡張子が消えてしまうとどのソフトで開けば良いのか分からなくなり、結果開くことができなくなるのです。
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2.ソフトとは
ソフトとは、ソフトウェアの略で、パソコン本体やUSBメモリなどのハードウェアの対比語で、
メールやWebページの閲覧など特定の目的を持った処理を行う為のものです。
具体的には、MyMailやMyEditやWord・Excelなど様々なソフトがあります。また、パソコンの基盤となるWindowsXPや7などもソフトのひとつです。
ハード(ハードウェア)は硬いもの・触ることができるもの、ソフト(ソフトウェア)は触れないものというイメージで捉えてもらうと分かり易いかと思います。
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3.ファイルとソフトの関係
ファイルの所で説明したように、ファイル名の最後の拡張子というアルファベットで、パソコンはファイルの種類を判別しています。
そして、その種類に対応したソフトで開くことができるのです。
ファイルを開く方法として、大きく2通りあります。
ひとつは、ソフトを先に開き、ソフトの中の操作でファイルを開く方法です。
もうひとつは、ファイルを選択し、エンターキーを押すことで開く方法です。
後者では、拡張子からファイルの種類を判別して対応したソフトを開いてくれるのですが、対応したソフトが複数あることがあります。
しかし毎回同じソフトが開くのです。何故かというと、「この拡張子はこのソフトを開きます」という「関連付け」がされている為、毎回同じソフトが開くのです。
自分のパソコンの、よく使うファイルの拡張子と関連付けされているソフトの組み合わせを覚えておくと便利ですよ。
また、その組み合わせに不都合がある場合は、関連付けを変更しておきましょう。
3-1 よく使うファイルの拡張子と関連付けを知る
よく使うファイルのサンプルファイルを開けてみよう!
sample.zipというファイルをダウンロードし、解凍してファイルを用意します。
解凍したフォルダの中に よく使うファイルのサンプルファイルが入っています。
- 操作1 右の 「サンプル」でEnterします 「サンプル」
ダウンロードする為の画面が表示されます。
- 操作2 Tabで 保存 まで移動し、Enter を押します
保存の画面が表示されます。
- 操作3 Tabで 保存先のコンボボックスまで移動し、
上下の矢印で 保存先を選択します。
- 操作4 Tabで ファイル名まで移動し、ファイル名を確認します。
今回のファイル名は sample.zip になっています。
- 操作5 Tabで 保存まで移動し、Enter で保存します。
ダウンロード完了の画面が表示されます
(ダウンロード完了後 画面を閉じるのチェックボックスにチェックが入っている場合は完了の画面は出ていません)
- 操作6 Tabで 閉じる のプッシュボタンまで移動し Enter
- 操作7 Altでメニューへ移動し 上矢印2回(又はAlt+F4)で NetReader(又はIE)を終了します
ダウンロードしたファイルは sample.zip というファイルで
拡張子の zip は圧縮ファイルになります。
圧縮ファイルは 解凍又は展開する必要があります。
- 操作8 保存先(マイドキュメントなど)を開き、上下の矢印キーで sample.zip を選択します。
- 操作9 Enterで 解凍します。
解凍後、フォルダが開いています。Ctrl+Alt+1 で確認してください。
ファイルとソフトの関係(使用ファイル) の音声がします。
- 操作10 CtrlキーとAltキーを押しながら F9を押して、
フォルダ内のファイルの数を確認することができます。
- 操作11 上下の矢印で ファイルを選択し、Enterキーを押して ファイルを開く
ソフトによって また設定によって操作方法が異なります。
上下の矢印や、Shiftキーなどを使用し、読ませてみてください。
このソフトでは このキーで読める など色々試してみてください。
- TXT(文字データのファイル)
(MyEdit、メモ帳 などで開く)
サンプルファイル(5月ミニ講習マニュアル.txt)
- MP3(音楽データのファイル)
(WindowsMediaPlayer などで開く)
サンプルファイル(アメイジング・グレイス.mp3)
- PDF(PDF形式のファイル)
(Adobe Reader などで開く)
サンプルファイル(神戸ライトセンターまつり.pdf)
- JPG(画像データのファイル)
(Windows 画像とビューア などで開く)
サンプルファイル(灰色熊の子.jpg)
- DOC(ワードファイル)
(Word などで開く)
サンプルファイル(ランチのお誘い.doc)
- XLS(エクセルファイル)
(Excel などで開く)
サンプルファイル(住所録.xls)
- HTML(ウェブページのファイル)
(NetReaderやInternetExplorer などで開く)
サンプルファイル(ItFarm.html)
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3-2 関連付けされていないソフトで開く
解凍してできたフォルダ「ファイルとソフトの関係(使用ファイル)」を開いた所からになります。
- 操作1 上下の矢印で ItFarm.html まで移動する
- 操作2 ここで Enterキーを押すと 関連付けされているソフトが起動します。(ファームのパソコンは NetReader になっています)
Enterキーを押して開き、CtrlキーとAltキーを押しながら数字の1を押してどのソフトが開いたかを確認してください。
確認後、Altキーを押して メニューへ移動し、
上矢印を2回押して ネットリーダーの終了 へ移動し、Enterキーを押して終了してください。
mミニ講習フォルダの ItFarm.html が選択されている状態に戻ってきました。
上矢印1回 下矢印1回 押して 確認してください。
- 操作5 Altキーを押して ファイルトップメニューへ
下矢印で プログラムから開くメニュー まで移動し Enterキーを押す
メニューの1つ目が読まれます(ここはパソコンによって異なります)
下矢印で MyEdit まで移動して Enterキーを押します
※1 目的のソフト(今回は MyEdit)が無かった場合
※2 送る メニューから開く
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4.ファイルとソフトの関係で大事なこと
同じファイルでも違うソフトで開くと、中身が違ってみえることがあったり、
操作の方法が異なること、また出来ることが違うこともよくあります。
どのソフトで開いているか確認することで、操作の誤りを防ぐことができるので、
CtrlキーとAltキーを押しながら数字の1を押して確認するようにしてくださいね。
何かメッセージが開いていて 操作できない場合なども、確認することができます。
メッセージボックス(ダイアログボックス)のタイトルを読ませるだけでは よくわからない時は
CtrlキーとAltキーを押しながら Z を押してボックスの内容を読ませてみてください。
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※1 目的のソフト(今回は MyEdit)が無かった場合
- 上下の矢印で 目的のファイルを選択します。
- Altキーで メニューへ移動します。
- 下矢印で プログラムの選択 まで移動して Enterキーを押します
- Tabキーを押して 参照まで移動して Enterキーを押します。
- Tabキーを押して 何々のリストビューの音声まで移動します。
- 上下の矢印で 目的のソフトが入っているフォルダを選択し Enterキーを押します。(今回は KSD の中の MyEdit)
- 上下の矢印で 目的のソフトの実行ファイルを選択し Enterキーを押します。(今回は MyEdit.exe)
関連付けを変更する場合は、
Tabキーを押して 「この種類のファイルを開くときは、選択したプログラムをいつも使う」のチェックボックスへ移動し、Spaceキーを押してチェックを入れます
- Tabキーを押して OKまで移動して Enterキーを押して 選択したソフトで開きます
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※2 送る メニューから開く
目的のファイルを MyEditで開きたい場合は、プログラムから選択して開くより
送るメニューから開くと、便利で確実です。
- 上下の矢印で 目的のファイルを選択します。
- Altキーで メニューへ移動します。
- 下矢印で 送るメニューまでし、Enterキーで中へ、
- 下矢印で MyEditを選択し、Enterキーを押します。
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※3 MicrosoftWordで 画像のコメントを読んでみる
サンプルファイル「ランチのお誘い.doc」の一番下の行には画像があります。
この画像にはコメントが付いていますので読んでみてください。
ファイル「ランチのお誘い.doc」を Wordで開きます。
- Ctrlを押しながらEndで 最後の行へ移動します。
- 右矢印 左矢印を押してみると 「画像 チキンのサンドウィッチの写真」と聞こえます。
画像の書式設定の「Web」のタブの中にある
「代わりに表示する文字列」に入力されている文字を読んでいます。
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※4 MicrosoftExcelで 読み上げの設定を変更する
矢印キーで移動した時に、文字の書式や線の太さなど詳細に読み上げて
聞きにくいことはありませんか?
読みにくい時は、下の方法で 設定を変更してください。
- Altキーを押してファイルFトップメニューへ移動します。
- 右矢印で 読みRトップメニューへ
- 下矢印で 読み上げ設定まで 移動して Enterキーを押します。
ショートカットキーは Windows+Alt+F12 です。
- Tabで カーソル移動時書式を読み上げるのチェックボックスへ移動します。
- Spaceキーでチェックを外し、Tabで 設定まで移動してEnterキーを押します。
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操作手順は以上です。
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