「Excelの特徴とお小遣い帳の作成」ミニ講習
2011年6月21日、22日


使用ソフト Microsoft Excel2003, PC-Talker ver.3
今回は、Excel2003 2007 2010 のどのバージョンでも操作できるよう
ショートカットキーやアプリケーションキーを使用した操作が多くでてきます。
では、Excelの機能を勉強しながら お小遣い帳を作成してみましょう。

目次

事前準備 PC-Talkerの Excelの読み設定
1. Excelの特徴
2. タイトルの入力
3. 日付の入力
 3-1 日付の入力
 3-2 表示の変更
4.曜日の表示
 4-1 日付の入力
 4-2 表示の変更
5.合計欄の作成
 5-1 セルの結合
 5-2 合計の計算
6. PC-TalkerのExcelの読みあげ
(目次終わり)

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事前準備 PC−Talkerの Excelの読み設定


Word・Excel・AdobeReader をPC-Talkerで読ませる為には
最初に読みの設定をしておく必要があります。
手順1 F12 を押して AOKメニューを開く
手順2 下矢印で MySupport へ移動し Enterで開く
手順3 下矢印1回で ツールへ移動し Enterで中へ
手順4 下矢印で PC-Talkerの初期設定へ移動し Enter
バージョンによって違います
手順5 下矢印で 読みの設定をしたいソフトを選択し Enter
手順6 下矢印で 読みを選択し Enter
完了のEnterの音声で再度 Enter
他に読みの設定をする場合は 手順5、6を繰り返します
設定が完了したら、MySupportを終了します

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1. Excelの特徴


Microsoft Excelは、表を作成し データの集計や分析を行うことができる表計算ソフトです。
データを並べ替えたり 数値を計算したりできるので、住所録や家計簿などの作成に便利です。
Excelには セルと呼ばれる箱が 縦と横にたくさん並んでいます。縦が列 横が行となります。
起動した時には 一番左上のセルにカーソルがあり A1 の音声がします。
つまり A1 のセルは A列の1行目のセル ということになります。
セルには 文字列を入力したり、数値を入力したり、計算式を入力したり と様々な用途で
入力することができます。
このセルが16777216個入ったものが 1つのワークシートとなっています
ワークシート 略してシートと呼ばれますが このシートは 最初3つのシートがあり
増やしたり減らしたりすることが可能です。この為 シートでの管理が便利に使えます。

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2. タイトルの入力


小遣い帳のタイトルとして 1行目に 日付 曜日 内容 金額 と入力していきます。
A1のセルに日付 B1のセルに曜日 C1のセルに内容 D1のセルに金額 を入力することになります。
(MicrosoftExcel2003を起動した状態からの操作となります)
手順1 Ctrlを押しながらHomeで トップポジションへ移動します
手順2 F2を押して 編集モードにし 日本語変換で 日付 と入力し 確定のEnterの後 さらにEnterで
編集モードを閉じます
(F2で編集モードにすると セルの ウィンドウが開きます)
手順3 Tabを押して B1のセルへ移動する
手順4 F2を押して 編集モードにし 日本語変換で 曜日 と入力し 確定のEnterの後 さらにEnter
手順5 Tabを押して C1のセルへ移動する
手順6 F2を押して 編集モードにし 日本語変換で 内容 と入力し 確定のEnterの後 さらにEnter
手順7 Tabを押して D1のセルへ移動する
手順8 F2を押して 編集モードにし 日本語変換で 金額 と入力し 確定のEnterの後 さらにEnter
手順9 Enterを押して次の行 A2のセルへ移動する

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3. 日付の入力


3-1 日付の入力
手順1 F2を押して 編集モードにし 変換停止で 6-1 と入力し Enter
(6月1日 の音声 がする)
手順2 F2を押して A2のセルの内容を確認する
(下矢印で1行 右矢印で1文字ずつ読ませて確認する)
手順3 Escで編集モードをキャンセルする
3-2 表示の変更
日付を 平成何年何月何日 という表示に変更します。
手順1 表示を変更したいセルに移動する(今回はそのままA2)
手順2 Ctrlを押しながら1 で セルの書式設定のウィンドウを開く
手順3 左右の矢印で 表示形式 へ移動する
手順4 Tab1回で 表示形式の分類へ移動する(音声はその時の表示形式の分類により違います)
手順5 上下の矢印で 日付 へ移動する
手順6 Tab1回で 種類へ移動する
手順7 下矢印で 平成何年何月何日 まで移動する(この年月日はサンプルです)
手順9 Tabで OK まで移動して Enter
これでA2のセルの日付の表示が 平成何年何月何日という表示に変更されました。
A2のセルの表示だけなので 次に A3からA20 のセルの日付の表示を同じように変更します
手順10 下矢印でA3のセルに移動し Shiftを押しながら 下矢印でA20のセルまで移動する
(これで A3からA20のセルが 選択されました。以下 同じ操作です。)
手順11 Ctrlを押しながら1 で セルの書式設定のウィンドウを開く
手順12 左右の矢印で 表示形式 へ移動する
手順13 Tab1回で 表示形式の分類へ移動する(音声はその時の表示形式の分類により違います)
手順14 上下の矢印で 日付 へ移動する
手順15 Tab1回で 種類へ移動する
手順16 下矢印で 平成何年何月何日 まで移動する(この年月日はサンプルです)
手順17 Tabで OK まで移動して Enter
セルの選択方法は 何通りもあります。
インターネットで 「セルの選択方法 キーボード」などのキーワードで検索してみてください。

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4.曜日の表示


B2からB20のセルに 日付を入力すると曜日が表示されるように設定します
4-1 セルの選択
手順1 F5を押す
(参照先 の音声がして ジャンプのウィンドウが表示される)
手順2 変換停止で B2:B20 と入力し Enter
(B2からB20までが選択される)
4-2 表示の変更
手順1 Ctrlを押しながら1 で セルの書式設定のウィンドウを開く
手順2 左右の矢印で 表示形式 へ移動する
手順3 Tab1回で 表示形式の分類へ移動する(音声はその時の表示形式の分類により違います)
手順4 下矢印で ユーザー定義 へ移動する
手順5 Tab1回で 種類へ移動する
手順6 変換停止で aaaa と入力する
手順7 Tabで OK まで移動して Enter

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5.合計欄の作成


21行目に合計欄を作成します
A21からC21のセルを結合し配置を中央にした後、そのセルに 合計 の入力をおこない
D21のセルには D2からD20の金額を合計する計算式を入力します
5-1 セルの結合
手順1 F5を押す
(参照先 の音声がして ジャンプのウィンドウが表示される)
手順2 変換停止で A21 と入力し Enter
(A21にジャンプする)
手順3 Shiftを押しながら 右矢印で C21 まで範囲選択する
手順4 Ctrlを押しながら1 で セルの書式設定のウィンドウを開く
手順5 左右の矢印で 配置 へ移動する
手順6 Tab1回で 横位置 へ移動し 下矢印で 中央揃えに
手順7 Tabで セルを結合するのチェックボックスまで移動し Spaceでチェックを入れる
手順8 Tabで OK まで移動して Enter
手順9 F2で編集モードにし 日本語変換で 合計 と入力し Enter
5-2 合計の計算
手順1 右矢印で D21に移動する
手順2 F2で編集モードにし 変換停止で 下の計算式を入力する
=sum(D2:D20)
入力後 Enter
計算式を入力する時は 計算式の前に = を入力する
D2:D20で D2からD20までを示しています
SUM は合計の関数で カッコの中の範囲の合計を計算します
SUM関数のショートカットは Alt+=(イコール)です
イコールは Shiftを押しながら-(マイナス)になります
SUM関数のショートカットでの計算範囲は
連続したセルに数字が入っている範囲を自動で取ってきます。

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6. PC-TalkerのExcelの読みあげ


以下は PC-TalkerのExcelの読みあげコマンドの一部です
詳しくは PC-TalkerのExcelのマニュアル Excel音声ガイドを読んでください
マニュアルは MySupportから読むことができます

ブック名の読み上げ Alt+F1
シート名の読み上げ Alt+F3
セルの番地読み上げ F9
セルの数式読み上げ Ctrl+Alt+G
1行読み Ctrl+Alt+J
選択範囲の読みあげ Shift

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操作手順は以上です。

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