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神戸アイライト協会設立20周年記念誌 Web版

2019年10月発行



20年に感謝を込めて

理事長   森 一成

1999年4月に開始した神戸アイライト協会(以下アイライト)は、2019年4月で20周年になりました。このアイライトでの20年は長いようで短いようで不思議な年月でした。始めた頃は多くの人に「無茶だ!無謀だ!」とお叱りを受け、またご心配もおかけしました。私も本当に訪問指導や相談対応が必要とされているのだろうかと一抹の不安はありました。
思えばアイライト開始前から不思議な出会いの連続でした。30歳過ぎに緑内障が見つかり、全く縁のなかった視覚障害が自分の問題として目の前にあらわれました。そして点字を勉強し、神戸市立盲学校に勤務するようになりました。その頃に歩行訓練士という職業資格も知りました。
盲学校に勤務を始めて多くの視覚障害の方々や教員等の支援者と出会いました。そして歩行訓練士の養成講習を受けた日本ライトハウスで、全国から学びに来ている歩行訓練士の養成講習受講者に出会いました。そこで全国の歩行訓練の状況を知りました。また私の住む神戸・兵庫には歩行訓練士等による在宅視覚障害者等への訪問指導事業がないことを知りました。それとともに同じように訪問指導事業がない地域で、NPOで始めている人たちがいることも知りました。そして1995年の阪神大震災では、全国から歩行訓練士が緊急支援にかけつけてくれました。しかし当時引き継ぐ事業、拠点がありませんでした。
1999年発足後、新阜会長、山縣副理事長、木村元副理事長と出会い、続いて中山視覚障害者福祉財団、点訳ボランティアグループ連絡会(点V連)、ひょうご伴走歩協会等との連携、協働したイベントも始まり、今の中山記念会館・神戸ライトセンターへとつながっていきます。
2002年からは神戸市の補助で通所事業が始まり、ボランティアだけの事業から有給スタッフを交えた事業へと移行しました。神戸市の理解、協力もあり現在約20名のスタッフで相談、通所、訪問などの事業を展開しています。一抹の不安で始まったアイライトでしたが、地域にやはり必要な事業だったと今は確信しています。そして神戸だけでなく、全国どこでも必要な事業だと思います。
しかしながら、まだ予算のつかないボランティア事業もあり、多くのボランティアの皆様に支えられているのは20年前と全く同じです。改めてボランティアの皆様に感謝するとともに、20年の間に出会った全ての皆様に感謝したいと思います。20年間ありがとうございます! そして、21年目以降もよろしくお願い申し上げます。

神戸アイライト協会 年表

できごと
1999年4月神戸アイライト協会 発足、電話対応開始(PHS)
5月歩行訓練訪問指導開始(制度外)
7月発足研修会案内文配布(賛助会員募集活動開始)
8月発足記念研修会(森田茂樹氏 講演)
10月神戸アイライト通信第1号を発行
神戸市で歩行訓練指導開始
視覚障害を考える親子の集い 開催
11月視覚障害リハビリテーションセミナー開催(手引き講習等)
兵庫県立リハビリテーションセンターでガイド講習会指導
2000年3月第2回視覚障害リハビリテーション研修会開催(木村文子氏ら講演)
4月理事会開始(木村文子、新阜義弘、森一成、山縣祥隆)
5月中山視覚障害者福祉財団主催「ウインドウズ・インターネット講習会」開始
7月視覚障害リハビリテーション講習会開催(日比野清氏 講演)
8月岩屋事務所に移転(固定電話による対応開始)
2001年6月視覚障害リハビリテーションユーザー講習会(速水洋氏 講演)
11月視覚障害リハビリテーション研修会(釜本美佐子氏 講演)
2002年3月視覚障害リハビリテーション研修会(中村透氏 講演)
熊内事務所(中央区熊内町)に移転
4月小規模通所施設「アイライト新神戸」開所式
5月アイライト新神戸開設祝賀会
6月特定非営利活動法人 「神戸アイライト協会」設立総会 開催
11月第1回アイライト福祉フェア開催(岩橋明子氏 講演)
2003年2月ガイドボランティア養成講習会初開催
特定非営利活動法人として認証される
10月第1回アイライトコンサート(塚田まゆみさん)
11月第2回アイライト福祉フェア開催(山縣祥隆氏 講演)
2004年4月旗塚事務所(中央区旗塚通)へ移転
第2回アイライトコンサート(前川裕美さん)
7月パソコンサポートボランティア養成講習
10月第3回アイライトフェア(木村文子副理事長 講演)
12月震災10年メモリアルイベント「視覚障害被災者の10年」開催
2005年9月メモリアルイベント記録「視覚障害被災者の10年」出版
10月第4回アイライトフェア(岩井和彦氏 講演)
2006年1月第3回アイライトコンサート(塚田まゆみさん)
3月木村文子相談役逝去
4月中央区国香通にアイライトITファーム開設
関係5団体で「木村文子さんとのお別れの会」開催 (全国から244名参加)
5月大活字カフェin神戸アイライトを開催 (5,7,9,11月開催)
10月第5回アイライトフェア(シンポジウム「視覚障害ボランティアの現状と課題」)
2007年4月中山記念会館開館、会館内に2施設とも移転
神戸ライトセンター発足、所属団体となる
6月神戸ライトセンターにて西浦達雄さんコンサート
10月第6回アイライトフェア(シンポジウム「視覚障害者の移動支援」)
11月神戸ライトセンターまつりを所属6団体で開催
2008年3月ロービジョンサポートフェア初開催
4月神戸市委託「視覚障害者トータルサポート事業」開始
10月神戸ライトサロン初開催
第7回アイライトフェア(シンポジウム「視覚障害者の相談支援」)
12月伊丹市でロービジョンサポートフェアを初開催
2009年3月第2回ロービジョンサポートフェアを開催
4月通所施設が法定施設へ移行
8月たつの市委託、訪問歩行訓練事業開始
「UD映画祭」開催協力
10月10周年記念アイライトフェア開催 (岩橋明子氏 講演)
2010年2月兵庫県眼科医会より、リーフレット「つばさ」発行
神戸アイライト協会やネットワーク団体の名称と連絡先が掲載
早い段階で患者様に手渡していただけるよう兵庫県内の眼科に配布された
7月神戸市営地下鉄新神戸駅から生田川公園を通り、中山記念会館まで点字ブロック敷設完成
10月先端医療センター病院と神戸市立中央市民病院眼科による「ロービジョンの集い」開催協力(※2017年度より主催は公益社団法人 NEXT VISION)
11月アイライトフェア(シンポジウム「各地に学ぶ視覚障害サポート」)
2011年2月相談対応の研鑽を目的に夜間にロービジョン学習会開始(後に相談担当者会)
3月東日本大震災発生、視覚障害被災者支援の募金活動をおこなう
神戸市障がい者保健福祉計画2015策定
「視覚や聴覚に障がいのある人に配慮した専門相談体制の整備」明記
11月アイライトフェア(シンポジウム「大災害時の視覚障害サポート」)
2012年4月伊丹市委託、訪問歩行訓練事業開始
5月館内リニューアル、1階に中山ロービジョンルーム設置
10月JRPS兵庫県支部主催アイフェスタに初めて相談ブース出展
11月アイライトフェア(シンポジウム「スーパーボランティア木村文子さん、多彩な活動をふりかえる」)
医療関係者対象ロービジョン研修会を初開催
2013年3月兵庫県警へエスコートゾーン(視覚障害者道路横断帯)設置を要望
6月トータルサポート事業が2008年の開始以来、相談件数5000件を超える
白杖歩行サロンを初めて開催
8月神戸市保健福祉局障害福祉部発行「障害者福祉のあらまし2013年度版」に初めて視覚障害者の相談窓口として神戸アイライト協会の名称と連絡先が掲載
9月兵庫県聴覚障害者協会主催「情報福祉機器展in兵庫」初めて相談ブース出展
10月中山視覚障害者パソコン講習でiPad体験講習を初開催
11月宍粟市委託、訪問歩行訓練事業開始
アイライトフェア(シンポジウム「視覚障害のトータルサポート事業における相談支援の役割」)
12月姫路市でロービジョンサポートフェアを初開催
2014年2月相談対応体制の強化に向けて相談担当者会を開始
4月正会員費および賛助会費を改定、募金箱設置協力開始
10月中山視覚障害者福祉財団との共催で同行援護従業者養成研修(一般課程・応用課程)を開始
11月アイライトフェア(シンポジウム「視覚リハの訪問指導の現況と課題」)
12月赤穂市委託、訪問歩行訓練事業開始
2015年2月兵庫県内の交差点で初めて神戸市中央区の布引交差点に、エスコートゾーン(視覚障害者道路横断帯)設置
3月中山記念会館から阪急春日野道駅に向けて点字ブロック敷設工事開始
4月兵庫県で初めて神戸市に常勤専任の歩行訓練士配置(1名)
トータルサポート事業で正式に訪問歩行訓練が可能になった
10月アイライトフェア(シンポジウム「神戸市における訪問指導の現況と課題」)
11月バス停「雲中小学校前」から中山記念会館まで点字ブロック敷設完成
12月芦屋市でロービジョンサポートフェアを初開催
2016年1月阪神淡路大震災メモリアルイベント開催
10月アイライトフェア(シンポジウム「中途視覚障害による離職を考える」)
11月三田市でロービジョンサポートフェアを初開催
2017年4月神戸市の日常生活用具に追加されたタブレットの講習を受託
5月兵庫県身体障害者福祉協会「みんなの声かけ運動」DVD製作に協力
10月アイライトフェア(シンポジウム「神戸・兵庫での医療と視覚リハの連携」)
12月ポートアイランドに神戸アイセンターがオープン
週1回、相談員(原則複数)を派遣 相談対応件数の更なる増加
2018年3月神戸アイセンターでロービジョンサポートフェアを開催
4月兵庫県委託「公共交通機関と連携した視覚障害者の安全確保実践研修事業」
音声パソコン訓練を中心とした自立訓練(機能訓練)を開始
9月視覚障害リハビリテーション研究発表大会in神戸に開催協力
11月アイライトフェア(シンポジウム「ロービジョン・視覚障害専門相談」)
中山視覚障害者パソコン講習でICT講座を初開催
視覚障害者パソコンアシストネットワーク(SPAN)「視覚障害者就労促進フォーラム・就労支援セミナー」開催協力
12月JR神戸支社管内駅と県内鉄道会社の複数駅に声かけ啓発のチラシ配布開始
2019年7月中山視覚障害者パソコン講習でWord講習を初開催
兵庫県「みんなの声かけ運動応援協定」を締結
9月中山視覚障害者パソコン講習でExcel講習を初開催
10月20周年記念アイライトフェア開催

20周年にあたって

理事・監事

山縣 祥隆 (副理事長)(山縣眼科医院)
今、神戸アイライト通信No.141を積み上げてみましたら厚みは2cm弱にしかなりませんが、発足5年目「視覚障害被災者の10年」、NPO法人認証、木村相談役ご逝去、神戸ライトセンター発足、発足10年目から兵庫県版スマートサイト「つばさ」への協力、神戸市の常勤専任訪問歩行訓練士配置、等々思い出満載です。私は引き続き医療機関におけるロービジョンケア普及活動を行い、協会活動に協力して行く所存です。


新阜 義弘 (理事・会長)
20年前に協会の設立に関われたことを懐かしく思い出します。私は、以前から兵庫県・神戸市にもライトハウスが必要だと強く実感していたので、この事業の必要性を多くの人に理解してもらいたいと思っていました。初代理事長としても、当事者としても、20年の協会の歴史をしっかりと踏まえ、今を確信し、次の10年を見据えていく創造性を伸ばしていき、関係者の皆さんと協力してがんばっていきたいと思います。


成戸 宏幸 (理事)
理事長の森さんとは、アイライト協会設立前から兵庫県歩行訓練士会を通じて交流させていただいていましたが、私が所沢リハセンター在職中に森さんが訪ねて来られ、「仕事を辞めてアイライト協会を立ち上げる」と言われ驚いたことを思い出します。その後神戸に異動となり、微力ながら協会の活動に参加させていただきました。協会の活動も大きく発展してきたことは感慨深いです。


益田 勢津子 (理事)
私と神戸アイライト協会との出会いは2003年の秋に歩行訓練を受けたことからでした。身近でこのような行き届いた素晴らしい訓練を受けられたことに感激したことを今も忘れられません。利用者一人一人の心に響くような神戸アイライト協会であって欲しいと思っております。これからも大変な事が多いと思いますが、30周年に向かって更なる発展を願っております。


和田 眞由美 (理事・事務局長)
私が初めて協会を訪れたのは、2004年10月のアイライトフェアでした。心和むアイライトアンサンブルのリコーダー演奏、そして今は亡き、木村文子さんの講演に聴き入り、アットホームな協会の雰囲気に惹きこまれ、翌週から通わせていただくようになりました。12月には阪神淡路大震災を振り返るイベントの開催、そして病床で震災記録本の出版に取り組む木村さんの姿に間近に接し、その時に感じた木村さんの意志の強さは今でも困難に立ち向かうエネルギーとなっています。


飯山 知子 (理事)
10周年からの10年は あっという間のように感じられますが、思い返すと色々なことがありました。時々振り返りながら、また前を向いて進んでいきたいと思います。あくまでマイペースで。


速水 洋 (理事)
神戸アイライト協会設立20周年を迎え、誠におめでとうございます。これからも30周年、40周年と続いていくものと思います。いや、続けていかなければならないと思います。職員の皆様のご苦労とご努力はもちろんのこと、関係各位の皆様、会員の方々の物心両面にわたるご支援に御礼と感謝を申し上げますと共に、今後の益々の発展を願っております。これからも着実に歩んでいきましょう。


樋口 幸世 (理事)
2007年より中山記念会館に活動拠点を移し、視覚に障がいのある方々を支援する団体として、広く知られるようになりました。これも中山視覚障害者福祉財団様・会員の皆さん・多くのボランティアの皆さまのご協力のおかげと深く感謝しています。今後、兵庫・神戸の視覚障がい者のトータルサポートセンターとして、更なる飛躍を遂げていきたいと思っています。


赤松 竜 (監事)
神戸アイライト協会20年の歩みを支えていただきました皆様へ、心より感謝を申し上げます。これまでの20年の宝物が、視覚障がいのある方々の未来に向かって、さらに豊かに発展していくことを願って、今後もよろしくお願いいたします。私も微力ながら、共に歩ませていただきます!!


事務局・相談担当

(スタッフ)
アイライトが中山記念会館に拠点を移すと同時に仲間に入れていただき、この節目の20年を迎えることが出来たことに感謝いたします。今後大きな変化が予想されますが、よりよい方向に向かうことを願います。


住吉 葉月 (スタッフ)
20年前はまだ歩行訓練士の存在も知らなかった私が、視覚障害について学び、神戸に移り、アイライトと出会い、今では歩行訓練で神戸市内を歩き回っていることに、不思議な縁を感じています。たくさんの方と出会い、支えていただき、本当に多くのことを教えていただきました。これからも、ひとりでも多くの視覚障害のある方が外に出かけられるように、歩行訓練と出会えてよかったと思ってもらえるように、皆さんとともに歩き続けていきたいと思います。


中野 規公美 (スタッフ)
この20年、多くの方々が利用・応援下さったことと思います。また皆様の思いを受け、「見えない、見えにくい人へのサポート体制の充実」に努め、日々奮闘されて来たであろう先人へと思いが巡ります。私自身、相談員として相談者の声をお聞かせ頂いております。「話してよかった」と思ってもらえるような相談を展開していけますよう、努めていけたらと思います。


常盤 直子 (スタッフ)
10年くらい前、初めてアイライト協会に来たとき、目を使わずにパソコンを駆使する人を見てびっくりしました。見えなければパソコンはできないと思い込んでいたからです。他にも何か発見があるのでは?と思い、ボランティアを始めました。この直感は大当たりで、その後いつのまにか職員となり現在に至ります。当協会の歴史は20年ですが、まだまだ発展途上です。私もアイライトと共に成長していきたいと思います。


花岡 敬子 (スタッフ)
今4年目の私が5年後の25周年にも皆様と一緒に居させていただけるように。毎日の何かしらの気づき、発見、反省、感謝の気持ちが次に生かせるように。そう思いながら一日一日を大切に過ごしていきたいです。これからもどうぞよろしくお願いいたします。


三輪 陽子 (スタッフ)
アイライト協会との出会いから、約3年。利用者様、スタッフの皆様、いつもありがとうございます。20周年という記念の節目に在籍出来たことに感謝いたします。まだまだ未熟で微力な私ではありますが、地域の中でその人らしい生活と笑顔を支えるお手伝いができるよう尽力いたします。今後とも宜しくお願いいたします。


アイライト新神戸

盛永 千都美 (スタッフ)
私も今年で7年目になります。当初は何をするにも失敗ばかりで、不安の毎日でした。これからも皆様に支えられ、緊張感を忘れず頑張っていこうと思います。よろしくお願い致します。


澤井 惠里子 (スタッフ)
アイライトと出会って10年以上になります。その間、通所者や関わられている方との出会いは、かけがえのないものになっています。色々な活動や体験を皆さまと共にできることは、嬉しい限りです。これからもよろしくお願い致します。


川村 洋子 (ボランティア)
晴眼者が少しの手助けをすれば視覚に障害のある方の行動範囲が広がるのでは・・・ 私のボランティア活動の原点です。フルタイムの仕事を退職後、研修を受けて週1回の通所の方と共に1日を過ごしたり、不定期の外出支援やイベントに参加したりしています。ボランティアをしていると言いながら、色々なことを教えられています。過日、百貨店で買い物の同行をしていた時、あれこれ値段を読み上げていると「どれぐらいの大きさですか」と聞かれ、視覚で判断している自分の不甲斐なさを感じた事もありました。身体が続く限りこれからも活動をしていけたらと思っています。


常盤 正勝 (ボランティア)
20周年、おめでとうございます。私は10年前神戸アイライト協会のドアをたたき、経験のない世界に入らせていただき、指の数以上の沢山な人生の勉強をさせていただきました。ありがとうございます。最後まで頑張ります。


重山 幸一 (ボランティア)
はじめは交差点での声掛けができたらいいかなあと思って始めた視覚障がい者支援活動ですが、ボランティアを始めてもう7年がたちました。楽しく、ただし緊張感をもって、今後も少しでもお役に立てればいいかなあ、と思っています。


清瀬 みどり (通所メンバー)
長いお付き合いになりました。開所することをニュースレターのテープで聞いて電話をしたら、駅まで森先生が迎えに来てくれました。それから色々な事をさせてもらいました。教えてもらったパソコンもすっかり忘れてもう何もできませんが、今は音楽で太鼓を叩き、以前行った旅行先をパソコンで調べ皆さんとお喋りしています。年を取りそろそろ卒業かと思う時もありますが、今少しよろしくお願いします。


山口 靜 (通所メンバー)
今から10年ぐらい前に白内障が悪化し手術をしました。それでも見えづらくなってしまったのですが、主治医からこの体験を話してほしいと言われ、何度か話す機会がありました。その集まりでいつも見かける人がいたのですが、その時は私はてっきり眼科医だと思っていました。その後神戸アイライト協会を紹介され、来たときに、偶然に(?)その方と再会、その方が森理事長でした。これも何かの縁とアイライトに通うようになりました。今でもいろんな刺激を受け楽しませてもらっています。これからもよろしくお願いします。


高尾 美智子 (通所メンバー)
神戸アイライト協会 20周年、おめでとうございます!私がアイライトに通い始めたのは、森先生に声をかけていただいたことがきっかけでした。2002年から通所して17年、今でもたくさんのことを学んでいます。いろんな施設や病院などに音楽療法に行って活動の場が広がったり、パソコンを「便利な道具」として使えることも知りました。いろいろな体操では、体の動かし方やきれいな姿勢も日々勉強中です。このようなたくさんの楽しい時間と素敵な出会いの場をありがとうございました。これからもよろしくお願いします。


守口 唯津子 (通所メンバー)
20周年おめでとうございます。私がアイライトに来るようになってほぼ9年になります。目が不自由になって何もできないと思いあきらめの境地でしたが、アイライトに来て、ビーズや編み物などまさかできるとは思っていなかったものが、ご指導いただきながら少しずつできるようになってきています。家に引きこもっていたら何もできないままでしたが、皆さんの後押しで外出するきっかけや機会をつくっていただいて楽しむことが増えました。落ち込む暇もありません。


中原 眞理子(通所メンバー)
アイライト協会設立20周年 おめでとうございます。ここに通い始めて11年になりますが、あらためて歴史の重みを感じます。初めてここでビーズやパソコンができ、今では充実した日々を送っています。また学校卒業以来のリコーダーや英会話など、昔を思い出してがんばっています。これからもアイライト協会がますます発展されますようにお祈りいたします。


ITファーム

橋口 多美枝(スタッフ)
10周年誌に「頑張ります」と書きましたが・・・あれから10年、ただただ皆さんに助けられて今の自分があります。継続は力なり!を信じて、助けられるだけでなく、皆さんのお手伝いが少しでもできればと思っています。これからも「頑張ります」!!


熊澤 明(スタッフ)
私とアイライト協会との出会いは、中山記念会館ができてまだ間のないころ、中山財団様へ奨学金を頂いたお礼のご挨拶に伺いました折のことでした。中山財団様の栗山理事(当時)へ、筑波での学習成果をご報告申し上げた帰路、会館ビルエレベーターを1Fで降りたその時、スタッフの飯山さんよりPC自主学習の行えるITファーム(当時)の利用をお誘いいただきました。そうして賜りました時間を活かし、大学で学んだ開発技術を用いて、文字入力練習ソフトやネットラジオ聴取ソフトの開発、ホームページ開発を仕上げながら視覚障害をお持ちの方々へご利用いただけたことは、今の仕事へこの上なく役立っております。今後も生涯の研鑽を仕事へ注ぎ、協会への感謝こそを胸中に抱きつつ、勤労いたす日々を心より楽しみにいたしております。素敵な機会をいただきまして大変ありがとうございました。


浅沼 伸一郎(スタッフ)
私がITファームでボランティアとしてお手伝いを始めたのが、設立10周年の年。あっという間の10年でしたが、20周年の節目にもこうして立ち会えること、うれしく思います。私が始めた頃はサポートといえばパソコンでしたが、今は扱う機器も多様化し、またその進化の速さに翻弄されています。とはいえ今後益々生活に浸透していくであろうIT機器、便利に、そして不安なく使っていただけるよう、しっかりサポートをさせていただきます。


石田 弥生 (スタッフ)
入社からあっという間の7年が過ぎました。一緒に盛り上げ、一緒に笑い、時には凹み、時には有頂天。これからも色々なことがあるでしょうが、自分自身のレベルアップとともに、より魅力的な環境をめざし、アイライトに来たい人であふれ返るようになればと思います。


中川 由衣 (スタッフ)
神戸アイライト協会創立20周年をご一緒に迎えることができ、幸運に思っています。利用者の皆様と共に歩んでこられた20年だったのではないでしょうか。今まで大切に育まれたこの場所が、これから先も長く続きますように。そして神戸アイライト協会にまだ出会えず苦しんでいる方々に、少しでも希望の光を届けることができますように努める所存です。今後ともご指導・ご鞭撻のほど、どうぞ宜しくお願い致します。


仙波 康男 (ボランティア)
ボランティアとしていつの間にか11年以上が経過しました。ここを知ったのは、「サポート講座」のチラシを見た時で、事務所を訪問しお話を聞きました。それまでは視覚障碍者の方はまったく存じ上げず、ましてや音声パソコンは初めてで、お役に立てることができるか不安でした。今でもどれだけ当事者の方々に役に立てているかわかりませんが、少しでも満足していただければやりがいができるであろうと考え、今後も続けて頑張りたいと思っています。


磯﨑 功 (通所メンバー)
20周年を迎えられ、おめでとうございます。と同時に、ありがとうございます。20周年という節目に立会いできてうれしくもあります。2013年よりお世話になっており、その間、歩行訓練、補助具や朗読ボランティアの紹介、またPC、ソフトの使い方等いろいろと教えて頂き、情報交換やいろいろ相談もでき大変うれしく思います。神戸アイライト協会は、私にとって生活の一部のようなもの。これからも、どうぞよろしくお願いいたします。


芝山 孝雄 (通所メンバー)
「ITファームと共に生きる」 第二の人生をスタートさせようとした時に出会ったのがITファームでした。定年退職後の生活に不安を持ち、「何かしなくては」との思いで音声パソコンを習い始めましたが、はじめはキーの多さに戸惑い、指も思う様には動かせず、判らない間に11年が過ぎていました。今や音声パソコンは生活の中心に鎮座し、私の体の一部となっています。また生きる幅も広げてくれたようです。頭と肉体を鍛えている読書とマラソンの機会を与えてくれたのも、音声パソコンを通じての人の交わりだったようです。老いても学び、肉体を鍛錬しながら、悔いなき暮しを送って行きたいと思っています。


木村 弘美 (通所メンバー)
私がアイライト協会に通所し始めたのはITファームが出来た時からです。それまではパソコンは宝の持ち腐れ状態でしたが、スタッフやボランティアの皆さんにサポートしていただきながら、弱視ながら世界を広げて行く事が出来ています。これからも宜しくお願いします。


ハンドファーム

塩尻 恵子 (スタッフ)
私とアイライト協会との出会いは、新聞の「ガイドボランティア講習会」の記事を見て「アイライト新神戸」前施設長Kさんと電話でお話しした事です。今は、パソコンの学習や練習点字用紙再生商品・ビーズ製品の製作販売点字名刺や発送作業等の通所施設「ITハンドファーム」の職員をしています。これからも、通所メンバーがそれぞれのペースで楽しく働けるよう支援していきたいと思います。神戸アイライト協会の活動が、「目の不自由な人の明かりになって」前へ進んでいけるようご協力よろしくお願いいたします。


今田 典子 (スタッフ)
アイライト新神戸でスタッフとして・・・云々と、10周年記念誌で文章を掲載して頂いたのがついこの間のようです。あれから瞬く間に月日が過ぎ去り、今度は20周年とは! 光陰矢の如しとはまさに実感するところです。10年前は穏やかなハンドファームで通所生のみなさんと楽しく日々を過ごしておりましたが、この頃は仕事に追われる日々も増えてきました。 アイライト協会の認知度が上がってきたのでしょうか。さらなる発展と飛躍がアイライト協会に訪れますようにと願っております。


横山 美智代 (スタッフ)
私がボランティアとしてアイライト協会に来させて頂いたのが2010年で、少しはお役に立てたかどうか・・・。ITハンドファームに来させていただいた当初には、まだKさんもいらして懐かしく思います。30周年にはどんな協会になっているのか、楽しみにしています。


竪畑 正紀 (通所メンバー)
「今の僕の生活で思うこと」 
アイライト協会20周年おめでとうございます。僕自身そのうちの11年余りお世話になっていますが、以前と大きく違うのは生活の中にパソコンが入っていることです。その他にも長年封印していた落語など、アイライトに来なければする機会も無かったであろうという事も在りました。自分自身、また新たにそういったものを見つけられたらいいかなと思っています。どうか今後ともよろしくお願いします。


あゆみ (通所メンバー)
20周年おめでとうございます。目が見えにくいときに、便利グッズを知ることができてとても助かりました。アイライトに来て、充実した日々を送れることに感謝します。


小林 なつみ (通所メンバー)
私は、今年の春からアイライト協会でお世話になっています。最初は視覚障害の方達がパソコンなどをしている所としてしか知りませんでした。それも実際に見たわけではなく、学校の先生から聞いたという程度でした。実際アイライトに通ってみて、とてもやさしくてあたたかい方達がたくさんいて、毎日充実した一日を送らせていただいてます。私は簡単な作業をさせていただいてます。作業ももちろんですが、休憩でみなさんと話す時間、とても楽しいです。これからもアイライトが続くよう願ってます。


利用者さま

長谷川 伸介
一本の白杖と、歩行訓練士との歩行訓練により、独りで歩きたいという願望が、やがて独りで歩くことができるという自信へと変わってゆく。未知の世界に一歩踏み出す少しの勇気と、その訓練を継続する情熱さえあれば、単独歩行は現実のものとなる。視覚以外の感覚器を駆使し、神経を耳と白杖の先に集中させ、歩行訓練士の実況中継の言葉を頭の地図に入れながら、様々な音を拾い集め繋げて目的地に向かう。この歩行訓練士との地道な反復訓練がやがて実を結び、目的地に行くことができるようになる。それによって、歩くことに自信を持てるようになり喜びとなる。その喜びがもっと歩きたいという意欲をさらに掻き立てるのである。今 私は、訓練と晴眼者の温かい見守りにより、我が町を安心して独りで闊歩している。


M
アイライトを利用する様になって一番変わった事は、確かなスキルを持つエキスパートのサポートにより、何より安心してパソコンを使える様になった事です。それにより、パソコンを使っての色々な可能性も考えられて、自分に必要なものは取り入れて行こう、等の前向きな気持ちが出て来た事です。パソコンを使う上でのストレスがほとんど無くなり、気分よくパソコンに向き合えているのは私には驚くべき事で、よい出会いに感謝しています。


小野 剛利
アイライト協会さんとの出会いは、4年前 パソコン初心者の私がパソコンを学べる所を探しておりましたところ、西宮市視覚障害者福祉協会の親切な方から「アイライト協会で視覚障害者対象のパソコン個人講習がある」とお話を頂き、藁にもすがる気持ちで電話致しました。その時出会った年下の師・熊澤明氏に教えを請い、今に至ります。役立つ情報やツール、技術的助言や問題解決、パソコンのメンテナンスまで頂き、褒められて伸びる私は先生の適切なご指導と少しの努力で、アイライトさんへ初めて行った時とは比べようもないほど、ネットショッピングも検索も、メールやクレジットカードや銀行口座開設まで独力で行えるようになり、今ではどのサイトでいつ購入するとお得かと、買い物・節約の工夫を楽しんでおります。視力を失い、生活必需品としてパソコンを使用せねばならない状況で、アイライト協会さんに熊澤氏がおられ、氏の体験談より伺い知られたアイライトさんとの出会いから現在までのお話から、同じ時代で良かった事 痛感しております。今後も視覚障害者に光明を頂ける組織であられる事を祈念致しております。


西岡 良子
神戸アイライト協会 創立20周年記念 おめでとうございます。私が網膜色素変性症と認定されたのが平成20年でした。初めてロービジョンイベントに参加させていただいたのが9年前でした。目に障害のある人達との交流会でした。心の折れそうな時だったので、皆さんといろいろな悩みを話し合う中で、私でも生きていく事ができるんだと、勇気と元気を頂いたのが昨日のように鮮明に思い出されます。それ以来のお付き合いとなります。今でもパソコン、ロービジョンイベントなど多種多用な行事に参加させていただいています。同時に森理事長はじめ職員の皆様にも多くの悩みなど相談に乗っていただいてきました。心に響くアドバイスも多くいただきました。今では私にとってアイライト協会さんは、無くてはならない貴重な存在となっています。いつまでも私たちの受け皿となり、益々ご発展される事を期待しています。


藤原 奈津子
アイライト協会20周年おめでとうございます。アイライト協会との出会いは本当にたまたま偶然でしたが、私の人生を変える大きな出会いでした。目が見えなくなり人生まで見失いそうになっていた私に、そっと寄り添って背中を押してくれたのがアイライトの皆さんでした。自分のことを見守ってくれる人がいるということはとても心強いことです!これからも私の私たちの一番の応援団でいてください!


板倉 順子
アイライト20周年おめでとうございます。私がパソコンを教えてもらうようになったのが13年前、われながらよく通ったと思っています(笑)。アイセンターができたりしていますが、私はこれからもアイライトに通いたいと思います。スタッフのみなさんもあたたかく接してくださいますからね(^_-)-☆


応援いただいている皆さま


常務理事 松前 篤志  理事 湯川 洵 (公益財団法人 中山視覚障害者福祉財団)
 神戸アイライト協会20周年おめでとうございます。
県内に歩行訓練士がいない状況を改善したいとして森理事長が立ち上げた協会。苦難の道は想像を絶するものだったでしょう。 当中山財団も時期を同じくして、県内の視覚障がい者支援体制を憂いて何とかしなければと財団を設立したばかりでした。当財団は自身で活動できる能力はありませんので、当事者団体、支援団体、ボランティア団体様を応援することに徹しました。 県内に日本ライトハウスや京都ライトハウスの様なメガ団体はありません。他県に劣らない視覚障がい者支援をするなら、神戸アイライト協会様を中心として、各団体が一堂に集い連携して活動することが肝要です。
この20年、神戸アイライト協会様は期待以上の活動をされています。多くの視覚障がい者のため、相談から広がるトータルサポート事業、歩行・パソコン指導、通所施設、各種イベント等を数多く実施しています。財政面は大変だと思います。職員の皆さまも、常勤・準常勤・非常勤・講師・ボランティア等を駆使して人繰りに苦労している状況を見るにつけ、同じ場所で活動している私共は、本当に頭が下がる思いです。
幸い、神戸市の手厚いご支援もあります。当財団も細やかながらお役に立てればと思っています。
当財団は、新開地に新会館を新設します。ここの主役も神戸アイライト協会です。これからも末永く手を携えて兵庫県内の視覚障がい者の皆様にお役に立つ活動をしていきたいと思います。


海士 美雪(神戸ライトセンター運営協議会代表)
 20周年おめでとうございます
 神戸ライトセンター運営協議会が設立されたのがちょうど10年前の2009年7月でした。中山記念会館内神戸ライトセンターで視覚障害者支援活動を行っている団体が協力して、トータルサポートを目指すネットワークを構築したのです。推進会議(定例会)で各団体の直近の情報共有を行い、協働してライトセンターまつりも開催しています。神戸アイライト協会も一員ではありますが、常駐されていることでいろいろな場面で助けていただいています。ここに感謝申し上げ今後益々のご発展を祈念いたします。


髙橋 政代 (公益社団法人NEXT VISION理事)
「神戸アイライト協会様との連携を振り返って、これまでとこれから」
協会設立20周年おめでとうございます。
2006年に神戸で再生医療研究と眼科診療をスタートしてから、さまざまな形でご支援・ご協力をいただいたことに心より感謝申し上げます。
2009年から行ってきた患者サロン「ロービジョンの集い」は、現在、開催回数が80回を超え、10年もの長い間一緒にできたことをうれしく思います。また、理化学研究所で行う一般公開では、体験コーナーや機器展示などで一般の方々に向けた周知啓発活動をお手伝いいただきました。さらに、診療では支援を必要とする患者さんへのロービジョンケアで私たちをサポートいただけたことは心強く、患者さんだけでなく私自身も救われた思いです。
 2017年12月に開設した神戸アイセンターは、研究・治療・ロービジョンケアを行う複合施設で、ここでも毎週お二人の相談担当者が補装具や日常生活用具の紹介、生活や就労など多岐にわたる相談を受けてくださっています。私は再生医療とロービジョンケアは車の両輪であり、その二つがそろってはじめて真の再生医療は成功すると考えています。
神戸アイライト協会様が神戸アイセンターと一体的に連携協働しながら活動してくださることで、見えない・見えにくい方だけでなく、すべての方が生き生きと暮らし、活躍できる社会を実現できると思います。これからも私たちと一緒に歩んでいただければ幸いです。


和田 浩一 (視覚障害リハビリテーション協会会長、NEXT VISION ビジョンパーク情報マスター)
「神戸地区からの光の輝きを期して」
 特定非営利活動法人神戸アイライト協会が創立20周年を迎えられたことに、心よりお慶びを申し上げます。1999年、阪神淡路大震災の復興の中で、ロービジョン当事者である森一成理事長の熱意により誕生し、神戸地区を中心に兵庫県内の地域の視覚障害者の訪問リハビリテーションを充実させ、視覚障害者が自立して生活ができるように精力的に事業を発展してこられました。これら多くの功績に敬意を表します。
 視覚障害リハビリテーション協会が主催する研究発表全国大会でも貢献していただきました。2003年、2005年、2018年の3回、神戸市で開催されていますが、全国大会の実行委員及びスタッフとして、中心的に関わっていただき、ガイドボランティアの養成など広範囲に支えていただきました。視覚障害リハビリテーションの充実発展にご尽力いただいていることに対し、衷心より感謝申し上げます。
 過去20年間に培われた実績を基に貴法人が更に発展し、ロービジョンや視覚障害者の方々の地域における社会的自立及び生活の質が一層向上されますことを念願しております。


渡辺 譲 (歩行訓練士)
20周年おめでとうございます。少し長い目で振り返れば、街の環境整備や福祉サービスはよくなりました。でも外を歩けば危険がいっぱいだし、視覚障害のためのサービスもいざ利用しようと思うとむずかしいことがたくさん出てきます。困ったときに「いっしょに考えましょう。」と言ってくれる場所があり、人がいる。アイライト協会がそんな役割を担って20年経ちましたね。これからも歩みを共にしながら、いっしょに成長していくことを願っています。


別府 あかね (高知県医療法人旦龍会 町田病院 歩行訓練士・視能訓練士)
神戸アイライト協会設立20周年、 心からお祝い申し上げます。
神戸アイライト協会の存在は、私の歩行訓練士としての人生にとって、とてもとても大切な存在です。神戸アイライト協会が設立された1999年は、私が日本ライトハウス養成部で歩行訓練士の勉強を修了し、高知で視覚障害者の生活相談・訓練事業に携わるようになった年でもあります。当時私は、大学卒業後すぐに歩行訓練士の勉強をして地元の高知県に戻り、社会人としても1年目で高知で頼れる仲間もおらず、右も左もわからない中、手探りで活動している時期でした。そんな中、歩行訓練士の大先輩の森さんには、新米歩行訓練士の私の悩み事を聞いてくださり、支えてくださいました。同じ時期に訪問形式で視覚障害のリハビリテーションを担う仲間として、行政に交渉しながら事業を充実させていくという点では、情報交換をしながらお互い刺激を受けながら、同志として共に成長してきました。
また、私は2017年4月から公益社団法人NEXT VISIONの職員として「神戸アイセンター」の立ち上げやビジョンパークの運営などに携わりました。この2年間の神戸での活動でも、神戸アイライト協会と連携させていただき、神戸市を中心に兵庫県の視覚障害リハに一緒に関わることができました。森会長をはじめ、神戸アイライト協会の職員さんにはいろんな場面で助けていただきました。地元高知を離れて、知り合いの少ない神戸を拠点に仕事を始めたときは大変心細かったのですが、そんな私を歓迎してくださり、一緒に活動できたことはかけがえのない経験となりました。
これからの時代は、いままで以上に高齢視覚障害者が増加し、訪問訓練のニーズは高まり、神戸アイライト協会の存在は重要になることでしょう。兵庫県の視覚障害リハの中核として、神戸アイライト協会の益々のご発展とご活躍をご期待申し上げます。


堀内 恭子 (日本歩行訓練士会 事務局長 日本ライトハウス養成部)
神戸アイライト協会 設立20周年おめでとうございます。
神戸、兵庫に常勤、専任の歩行訓練士を!まったく何もないところから、この強い想いだけを胸に、森理事長が神戸アイライト協会を立ち上げられました。2015年にはこの願いを叶えられ、今では様々な事業を展開されています。森理事長始め、これまでご尽力いただいた全ての方々に敬意を表し、今後のさらなるご発展を祈念致しましてお祝いの言葉とさせて頂きます。


編集後記

事務局長 和田 眞由美

おかげさまで神戸アイライト協会は、設立から20年を迎えることができました。しかし20歳=成人=独り立ちではありません。これまでも、これからも、皆様の温かい支えがあっての活動です。正会員・賛助会員の皆様、ボランティアの皆様、中山視覚障害者福祉財団様、関係団体の皆様、行政の皆様、地域の皆様、皆様方のご支援ご協力に心より感謝申し上げます。そして相談事業や通所施設のご利用、イベントや講習会へのご参加等、神戸アイライト協会を活用していただくことで私たちも大きく成長することができました。ありがとうございました。
2007年に中山記念会館がオープンし移転してからは、いろんなことが急展開しました。
2008年に神戸市委託のトータルサポート事業がスタート、2015年にようやく歩行訓練士1名分の配置予算が付き、訪問できるようになったことは大きな喜びでした。神戸の支援体制もまだまだ不十分な状況ですが、さらに、事業外でおこなっている神戸市外の方々へのご相談対応が年間約800件に達し、この活動に対して兵庫県の理解と援助が受けられないことに苦慮しております。ニーズに対して追いつかないことが多々あり、力不足を痛感する日々ですが、歩みを止めることなく活動を継続させていくために、役員・スタッフ一同努力して参ります。これからも力強い応援と、ぜひ協会を活用していただきますようよろしくお願い申し上げます。


神戸アイライト協会20周年記念誌編集委員会

浅沼 伸一郎、石田 弥生、今田 典子、澤井 惠里子、住吉 葉月、
常盤 直子、盛永 千都美、横山 美智代、森 一成、和田 眞由美


本分終了