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当協会の会報を、バックナンバー含めて総てお読みいただけます。1999年から続く本会の歩みをぜひご覧ください。視力を使わずに自由に街路を闊歩できる技術、歩行訓練。ここではその体験者の皆様のお声をインタビュー形式でお読みいただけます。ここでは視力を用いずにパソコンを利用されている様々な当事者の方の事例をご紹介します。

歩行訓練士スーちゃんとの街歩きコラム♪

~スーちゃん♪歩行訓練士になったわけ~


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スーちゃんについて

すーちゃん 写真歩行訓練士をしていると、いろいろな人と出会います。
その時に「歩行訓練なんて、今まで知りませんでした。どうしてこの仕事を選んだのですか?」と、よく聞かれます。
まともに答えられたことはありません。いつも、しどろもどろです。

どうして、歩行訓練士になろうと思ったのか?
ニッチな業界で働こう!などという、先見の明があったわけでもなんでもありません。
本当に、「偶然」です。

思い返してみると、中学生時代までさかのぼります。その頃は「誰かが元気になっていく過程に立ち会う仕事をしたい」という気持ちがあって、リハビリ関係の仕事をしたいと、漠然と考えていました。

時は流れて大学時代。私は「言語学」という学問を専攻していました。
語学ではなく、言語の成り立ちや法則などについて学ぶ分野です。
ここで「言語療法士」(現在は言語聴覚士)という職業を知ることになり、「好きな分野でリハビリの仕事ができる。私はこれになろう!」と決心しました。

大学を卒業し、言語療法士になるための学校を受験します。その学校には、他に「歩行訓練士」になるためのコースがありました。
歩行訓練士?
初めて聞く言葉でした。
まあいいや、両方受験しておこうと安易な気持ちで臨んだところ、言語療法士のコースは不合格、歩行訓練士のコースは合格という結果になったのです。

悩みました。
歩行訓練士とかいう、何をするか分からない職業に就く勉強をするのか…?
でも、「ジャンルは違っても、リハビリということには変わらない。ま、やってみよっか」
…そして、2年間みっちり学び、歩行訓練士となれたわけです。

見えない、見えにくい方とのコミュニケーションでは、言葉による説明がとても重要です。
その点では、意外と向いていたのかもしれません。

…そんなわけで、「偶然」が私を、ここまで連れてきてくれました。
次に起こる「偶然」はどこへ連れていってくれるのか?わくわくしています。
以上、ひとりごとでした。


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